2017年4月25日火曜日

ガラケー恐るべし

新しく勤務先では,医師に携帯電話(ガラケー)が支給されています.

すでに5年以上iPhoneをつかっているので,私の中では「携帯は毎日充電」が常識でした.ところが,このガラケー,4日充電なく使っても,バッテリーのメモリが満タンのままなのです(驚).普段は充電器を持たずに旅行するなんて,ありえませんが,ガラケーであれば海外にでも充電器をもたずにいけそうです.

これまで,ガラケーを使っている人みると,「なんでスマホに変えないのかな?」と思っていました.でも,ガラケーで困っていない人からすると,「毎日充電しないといけないスマホなんて使う気になれない」と感じるはずですね.

視野が狭くなっていました.今後はガラケーユーザーを見るときに,ちょっとリスペクトしてしまいそうです(笑).


2017年日本整形外科学会開催にあわせて
「プレゼンテーション」のセミナーを開催いたします.

タイトル:プレゼンテーションの未来を語る会
講師:杉本佳久 と 安倍雄一郎先生
日時:2017年5月19日(金)13:00〜17:30(予定)
会場:TKPガーデンシティ仙台
定員:15名(残り10枠)

講演とグループワークを半々で行う予定です.
 医学系学会で使用されているプレゼンテーションの枠を超えて,
「いかにして相手のアクションを引き出すか?」
についてフォーカスしたいと思います.

安倍先生からは,最新のプレゼンテーションツールである
Preziを効果的に使う方法についてもレクチャーしていただく予定です.

企画 ・プレゼン天下一武道会 他

参加申し込みはこちらから

2017年4月24日月曜日

お店選びのコツ

大学時代に,サッカー部の雑用係的な仕事をしていました.遠征に出かけると,一番にしないといけない仕事は,その日の飲み会の店を予約することです.当時は,食べログのようなサービスも無く,基本的には繁華街を歩いて自分の感覚で店を探していました.

医師になってからも,出張をする機会が多く,いろいろなお店に行きました.

そんななかで,個人的に美味しい飲食店をみつけるコツについて書いてみます.

絶対的なルール
・初めて訪れる地域のお店については,地元に住む(飲み歩きが好きな)知人にオススメを聞く.
信頼できる地元の知人がいる場合は,あまり困りませんね.

今まで入ったことがないお店に入るかどうか決めるためのルール
・お店の前にダンボールや余計なものが置いてあるお店は避ける.

・古い看板&キレイなのれんは,当たりのことが多い.
例えばこんな看板

(看板は開店当初から使い続けていると古くなります.でも古い看板は,その場所で,長く商売を続けてきた証拠.のれんがキレイなのは,清潔なお店である証拠)

・きれいな手書きの黒板がお店の前に置いてある.

・内装も外装もきれいなお店は,当たりハズレがある.
できたばかりのお店ですから当然ですね.


2017年4月23日日曜日

気分は個人商店でいこう!

私自身が働くとき,いつも意識していること.
それは,「自分は個人商店のオーナー」であるという意識です.

勤務医として病院で診療するときは,「病院という箱を提供してもらって,そこで診療させてもらっている」という意識を持っています.

私自身は個人商店のオーナー(というマインド)なので,主な収入源としての「勤務医」というポジションをとても大切に考えています.勤務医としての自分の価値を最大化していくことは,個人商店のオーナーとしてとても重要な事と位置付けています.

ただ,勤務医の仕事は,個人商店の仕事の中の一部ですから,そこに全てのエフォートを割り当てることはありえません.ブログを書いたり,将来自分のビジネスパートナーとなってくれそうな,面白い人達をみつけて会いにいったり.という活動も個人商店の重要な仕事です.

そして,収入,支出を管理し,資産を適切に運用するというのも個人商店のオーナーとして重要視しています.個人商店のオーナーであれば当然ですね.



組織の中で働くときに,2つのマインドを持つことが可能です.
・自分は個人商店のオーナーとしてここに参加している.
・組織にサラリーマンとして雇われている.

後者の場合,極論すると最小の努力で,クビをきられないことだけを目標にすることも可能です.そして「人事権を持つ直属の上司の自分に対する評価」を最大化することが目的となりがちです.上司に評価されない仕事はしない.逆に上司が重要視していることを最優先する.組織の中の人間関係を上下関係で判断する(年上の命令が絶対である).といった考え方に染まりがちです.

でも,私は,個人商店のオーナーなので,「自分の価値は,組織の中だけでなく,組織の外でも評価される,普遍的な価値を重要視する」「先輩も後輩も,コメディカルの人も患者さんも常にフラットな立場で接する」というのが基本スタイルとなっています.


2017年4月22日土曜日

間葉系幹細胞治療は脊髄損傷治療のブラック・スワンとなるか?

1697年にオーストラリアでブラック・スワン(コクチョウ)が発見されるまで,西欧のひとたちはスワン(ハクチョウ)とは白い鳥のことだと信じていました.それ以来,英語ではブラックスワンは「ありえないこと」「起こりえないこと」の比喩とされている.

先日札幌で開催された日本脊椎脊髄病学会において,札幌医大の本望 修先生の講演を聞きました.「間葉系幹細胞を用いた脊髄損傷治療」に関する講演です.局所麻酔で骨盤から採取した間葉系幹細胞を製造設備で培養・増殖し,高濃度の細胞を点滴で体内に投与するという治療法です.

この治療を実際に行った患者さん(治験はすでに終了)のリハビリの様子がビデオで紹介されていました.その回復過程が,にわかには信じられないほど,劇的な回復でした.脊髄損傷受傷後,6週間ほど経過した時点で,手指が少し動き,膝周囲に収縮がみられる程度の運動機能であった患者さんが,間葉系幹細胞を点滴した翌日に肘の屈曲が可能になり,2ヵ月後には独歩が可能になった様子は,脊髄損傷治療に関わる者としては,これまでの常識では考えられないほどのインパクトでした.

本治療法については,脊髄損傷に対する治験(すでに終了)と脳梗塞に関する治験が行われているそうです.(片麻痺,高次脳機能障害や失語など重度の麻痺を有している)脳梗塞の患者さんについても,リハビリの経過をビデオで提示されていましたが,劇的な改善が得られていました.

脊髄損傷,脳梗塞ともに,発症後数日といった急性期であれば,自然軽快するのもわかるのですが,発症から数ヶ月経過した時点で,重度の障害が残存している患者さんが間葉系幹細胞を点滴したあとに劇的に改善していく様子はにわかには信じられませんでした.これが本当であれば,中枢神経損傷に対する治療という概念において,ブラックスワンの出現と表現するのが妥当でしょう.

間葉系幹細胞は,homingとよばれる機能をもつそうです.これは,静脈投与した際に,損傷をうけた部位に細胞が集まり,生着する機能だそうです.さらに,この細胞は,BBB(Blood Brain Barrier)やBlood Spinal cord Barrierを通過することが確認されているそうです.脊髄損傷,脳梗塞にさらされた細胞は,すべてが死んでしまうわけではなく,機能不全におちいっている.その機能不全におちいった細胞の機能を回復させることがこの治療のキモだそうです.

間葉系幹細胞は,脊髄損傷患者の末梢血中にも,わずかに存在するようですが,この治療法においては,骨髄から採取した細胞を,培養・増殖して末梢血中に戻すため高い治療効果が得られるとのこと.

脊椎インストゥルメンテーション治療の開発,ICUにおける全身管理の普及により,30年前にくらべて,脊髄損傷患者さんの救命率(受傷後の呼吸器合併症からの回復)については劇的に改善しています.

ただ,残念なことに,脊髄麻痺の改善度については30年前からほとんど変わっていません.脊髄損傷は受傷時に予後が決まってしまい,脊椎外科医ができることは,強固な内固定で早期のリハビリを開始できる環境をつくることが限界でした.

本治療法は,本邦ではじめて,厚生労働省の再生医療等製品の先駆け審査指定制度の対象品目の指定を受けたそうで,その注目度の高さがうかがえます.

リンク:厚労省「先駆け審査指定制度」の指定について

札幌医大とニプロが提携して,実用化をより迅速に行うための,製造施設の整備,大量生産に適した培養設備を建設しているそうです.

脊髄損傷,脳梗塞治療のパラダイム・シフトが起こる可能性が高く,今後も注目していきたいと思っています.

関連リンク:再生医療治験のおしらせ

2017年4月21日金曜日

ゲームのルールを変えてしまう人たち

先日学会で,驚くほど生産性の高いドクターたちとお話をする機会がありました.お一人は,脊椎手術を年間340件!!こなしているドクター.もう一人は,まだ国内では一般的ではない,新しい医療法人を作り,自分専属の看護師,放射線技師,事務員さんを雇用して,手術を行っているドクターです.

もちろん,上記にあげた2人のドクターは,既存の「一人の医師が一つの病院に勤務する」というスタイルで働いているわけではありません.みんなと違うスタイルであるからこそ,これほど高い生産性で,手術をこなしているともいえます..

お二人に共通していたのは,「多くの外科医が前提としているゲームのルールそのものを変えてしまった」という点です.既存のルールの中で,死ぬ程働いたとしても,「ルールそのものを変えてしまえ」という,思い切った作戦を遂行するプレイヤーには到底かないません.ルールの枠内で動く人に対して,ルールそのものを変えてしまうプレイヤーは上流にいるのですから.

2017年4月20日木曜日

自宅とオフィスの作業環境

ファイルの共有やオフィスの作業環境について質問される機会があったので,まとめてみました.

基本的に,オフィスと自宅について
・キーボードとマウス
・モニター
はほぼ同じものを使っています.(多少バージョンは違いますが)

PC
オフィス(医局) Macbook
自宅 Macbook Air 
(EIZOのモニターメインで,Macは閉じた状態:クラムシェルモードで使用)

周辺環境
モニター EIZO FlexScan 24.1インチ IPSパネル
キーボード Magic keyboard
マウス Magic trackpad 2

システムの同期について
USBや外付けハードディスクは使用していません.
(外付けハードディスクは,家族写真の保管に使っています)
基本は,プライベートな資料はDropbox(無料プラン)に保管しており,仕事関係のデータはSugarSync(有料プラン)に保管.両者ともにクラウドで同期されているので,職場でも自宅でも同じ環境で作業ができます.外出先からデータの参照が必要な際は,iPhoneからアクセスすることも可能です.




2017年4月19日水曜日

情報収集について

最近情報収集に使っているアプリなどをご紹介します

・NewsPicks(iPhone アプリとWebサイトあり) 一番オススメ

有料情報と無料情報があります.
無料情報もたくさんあるので,私は無料記事だけ読んでいます.
情報が面白い上に,その情報に関して有識者がコメントを残しているので,さらに面白いです.

・SmartNews(アプリのみ)
無料で使えます.広告もあまり気になりません.
こちらは,主にiPhoneで見ています.
様々な情報を網羅するのに便利です.
自分の不要な情報は非表示にできるのも便利.

・日経電子版(iPhone アプリとWebサイトあり)

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