2017年9月18日月曜日

札幌スパインクリニック訪問記2

渡邊先生がクリニック経営にチャレンジする際,銀行融資やクリニック経営について,誰に意見や協力を求めたか?という点が面白かったです.

ほとんどのメンバーが,「バスケットのつながり」だそうです(驚)

普通,意見を聞くとしたら,「同じ医局の医師」,「職場の医師」というのが多いパターンだと思います.ですが,前人未到の領域に踏み出す時に,有意義な意見を聞き出せる可能性はほぼゼロだと思います.自分と同じ専門領域の人には,多様性が少ないからです.

高校のバスケット部の顧問に相談すると,「バスケット部のOBの○○が,○○銀行で融資を担当しているから話をつけてやる」など,いきなりキーパーソンにアプローチできたそうです.さらに,元バスケット部というスピリットを共有しているので,信頼関係が圧倒的に築きやすかったそうです.

さらには,MBAホルダーとの接点も,「大学時代の遊び仲間」だったそうです.
今回お話してみて,渡邊先生は「人と人のつながりのハブ」としての存在感が,最強だと感じました.
たまたま隣にいる人に相談するよりも,人材のハブとなれるキーパーソンを経て,その道のスペシャリストにアプローチする.というのが,理想的だなと感じました.
そのためには,自分自身も,様々な人に価値を提供できるスペシャリストであることが大切ですね.