2014年5月16日金曜日

いずみ整形外科クリニック見学

少し前に,先輩から
「側弯症の外来を充実させたいなら,泉先生の外来は,
絶対に見学しておいたほうがいいよ.」
と勧められました.

その後,
「医局が違うから,見学を申し込んでも断られるかな?」
とか
「怖い先生だったら,どうしよう.」
など,あれこれ考えていました.

でも,悩んでいても解決するわけではないので,
思い切って,外来見学を申し込みました.

すると,
「いつでも,いらっしゃい!」
とお返事をいただきました.

ということで,待ちに待った,外来見学をしてきました.

(感想)
1日で,こんなにたくさんの驚きand興味を感じた事は,本当に久しぶり.
淡々と話される泉先生の側弯症ワールドに,
気づいたら完全に引き込まれていました.

基本的な
側弯症のレントゲン撮影方法.
学校検診のあり方.
今後問題になってくるであろう,若年者の脊椎矢状面バランスの破綻

幼児から中学生までの,
・タイトハムストリングス
・腹筋,背筋の筋力低下
などが,脊椎の矢状面バランスに大きく影響する可能性について
教えていただきました.

特に驚いた事として
私達は,学会に参加して,色々議論されている事を聴き,
それについて,リサーチを進める.
という発想をしますが,
泉先生は,全く独自の視点で,側弯症の子供を長年見続けており,
学会などでは,議論されていない事について,
すでにたくさんの問題点を見つけていました.

想像ですが,私達より,たぶん10年以上先を歩いておられる
のでは無いでしょうか.

そして,
レントゲン,肉眼写真,診察の所見などを全て,
計測,記録,保管
することの大切さも教えていただきました.

ちょうど,今勉強中の
「臨床研究の道標」の冒頭にも

・まず疑問を持ち,その内容を詰めていって,何がどう問題なのか疑問点をはっきりクエスチョンの形に定型化するのが重要
利根川進

・測定しなければ,改善はない
Gordon L. Noel

という引用がなされています.

とても充実した日になりました.
今日見学したことを,地元に持ちかえって,自分なりに日常診療に役立てたいと思います.