2014年2月9日日曜日

鬼手仏心

昨日開催されたOSGセミナーで,
野原先生の講演でいくつか心に残った言葉がありました.

・鬼手仏心(きしゅぶっしん)
外科医は残酷なほど大胆に手術するが,それは患者を治そうとするやさしい心によるものだということ.

患者さんの病気を治したいという心だけでは,不十分で
それを可能にするための
鬼の手
が必要なんですね.

そして,「非常にリスクの高い手術を計画するときに大切なことは何でしょうか?」
という質問に対して

・脊椎に対して,360度,どの方向からもアプローチできるという技術を身に付ける.
・成績の良い手術法は先輩からどんどん盗む.それを自分の頭の中でシュミレーションしてみて,うまくいかない所をさらに盗む.

これらを積み重ねていくと,
「リスクは高いけど,なんとかいけるだろう.」
という自信や覚悟が生まれるそうです.

専門的な事としては(備忘録として)
特発性側弯症の L4 tiltに関して.
Lenke type 5に関しては,野原先生がいつもお話されているとおり
前方法の非常に良い適応
と考えてきました.

その中で,最も重要なキーワードがL4 tilt