2018年8月19日日曜日

医師の副業(複業)について

医師のキャリア革命(オンラインサロン)のメンバーから
医師の副業(複業)に関する情報共有がありました.

ちょうど良い機会だったので,「医師が収入を得る(資産を増やす)方法」について考えてみました.

前提条件として
・資産形成においては,収入源を1点集中するよりも,分散したほうがリスクが低い

勤務医として病院から給料をもらう.というのは今は安定性は最高レベル,収益は考え方次第(収入は多くても実は労働時間が長いため生産性はそれほど高くない?)だと思います.ですが,リスクとして「日本の社会保障制度に依存した公務員としてのリスク」を上げたいと思います.「いやいや,うちは私立病院だから公務員じゃないよ」という意見があると思いますが,自由診療を除けば,保険診療という国の制度に大きく依存しているため,あえて公務員と表現してみました.

勤務医の労働環境が今後悪化した時に,「勤務医の給料に100%依存していると他に逃げ場がなくなる」.ここで,収入源を複数持っていれば,「勤務医としての労働は50%に抑えて,他で稼ごう」と考えられます.

ちょっと脱線しましたね.
ちなみに,今回の医師の副業(複業)に関して
・外勤のアルバイト,当直のアルバイトは除外しました.これは,複数の収入源には該当しますが,基本的には「医師としての労働時間を増やしているだけ」なので,今回のアイディアからは除外しました.

といっても,医師の副業(複業)を考える際,
・外勤のアルバイト,当直のアルバイトの報酬
というのが一つの基準になります.医師のアルバイトの報酬というのは,かなり効率が良いので,それを上回る"効率の良い収入源"を考えることは容易ではありません.そのため,勤務医は収入源が「医師としての労働」に100%依存してしまうとも言えます.

医師の副業(複業)
・不動産
・製薬会社主催の講演会の演者
・製薬会社主催の講演会の座長
・教科書の分担執筆
・ブログ収入(アフェリエイト,noteなどの有料記事販売)
・医療従事者向けポータルサイトでの連載
などがアイディアとして挙げられました.

本当は,「使わなくなった衣類をメルカリに出品してみる」とかも,医業以外の収入源としておもしろいと思うのですが,なかなか医師のアルバイト収入を超えるものがありませんね.

ここから先は,しょうもないネタなので,読み飛ばしてもらって良いのですが,
私の渾身のアイディアは

・家計のCEO(最高経営責任者)に就任すること
自分の家計簿を,企業の財務諸表にみたてて,経営立て直しを行う.
固定費の見直し(加入している保険の見直し,携帯電話の固定費見直しなど)
大型予算購入時の検討(マイホームの購入,外車の購入,生命保険加入など)

「我が家の赤字の収支を,来年3月までに黒字化します!」と自分の心の中で宣言して,CEOとして客観的に家計簿の見直しをしてみる.

よく言われることですが,
1万円出費を減らす効果は,2万円稼ぐのと同じ効果がある
(勤務医の場合,2万円稼いでも,税金が3〜5割かかるので,手取りが1万円になるという意味で)

家計のCEOのメリットとして
・今日から取り組める

・自由時間が増える(3万円固定費を削減できれば,アルバイトの回数を1回減らせる)

・体にかかる負担がほぼゼロ(外勤を増やすと体力が消耗しますが,携帯電話を大手キャリアから格安SIMに変えても体は疲れません)

・特に固定費を減らすと,1度の対応で,長期に渡り恩恵を受ける事が可能



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