2018年7月29日日曜日

先進国では大麻合法化の流れ?


記事を読んでみると,ちょっと驚くような状況のようですね.違法の時代と合法化されたあとの時代では,風景がまったく異なります.

私は大麻については,素人レベルの知識なので全くの雑感です.

アルコール,タバコ,大麻などに共通する点として

1)国によって合法,違法と扱いが異なる
2)違法にすると,アンダーグラウンドで法外な値段で売買されるようになり,マフィアやテロリストの資金源になる可能性がある.逆に合法化すると,政府がコントロールしやすくなり,税収が見込める.(合法化すると利ざやが適正価格になるので,アンダーグラウンドで販売する旨味がなくなる.)
3)ある程度の習慣性を有しているため一定の頻度で中毒患者(社会生活が続けられなくなる,健康問題など)が生まれる.

アルコール,タバコ,大麻などの合法化を支持する人の中には,「自分が使用したい」という理由だけではなく,2)の意見があることは理解しておくべきでしょう.
3)については,習慣性のあるものに依存してしまう人は一定の割合で存在するので,そこは,税収で得られたお金を使って,更生施設を作ったり,医療費にまわしましょうというお話.医療経済的には,タバコを販売すると,肺癌患者が増えるのは間違いありませんが,その医療費は税収でまかなう.という考え方.

じつは,アルコール,タバコ,大麻と同じように,習慣性があり,過剰摂取すると健康被害がでるものが身近にあります.それは砂糖です.

大麻と砂糖を同じ扱いにするなよ.という意見が多いかもしれませんが,よくよく考えてみると結構な共通点がありますよね.

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