2013年2月11日月曜日

ハイコンセプト

先日購入した本が大変おもしろかったです.
(まだ読んでる途中ですが)

ハイコンセプト
「新しいこと」を考え出す人の時代



冒頭にある
「カンニングOK」社会への転換
自分一人で考えたり,覚えていることの価値が今後下がってしまう.
グーグルで検索できることは基本的に無料.

その先に
「指導要領」があるようなものは,なかでもいちばん先に淘汰されるであろう.

ここで,はっとしたのが,医療で言うところのガイドライン
これって,今後,医者に頼らなくても,治療が行えるようになる足がかりになるかもしれません.

例えば,骨粗しょう症について言えば
飲んでいる薬(特にステロイド)を窓口でPCに入力
(内服薬の情報がクラウド化されたら,個人IDに紐付けされた薬情報で対応できます.)
骨密度(DEXA),骨代謝マーカーの値は,病院のデータから自動入力

とすれば,「あなたは,○◯の薬を飲みましょう」
と診断できてしまいますね.
このような,ガイドラインに準拠して行う治療は,将来はPCで行えるようになりそうです.
つまり,医師の手からどんどん離れてしまう可能性大.

むしろ,医師から,骨粗しょう症の治療をしましょう.
といわれるまでもなく,気になる人は,自分で検査を受けて,治療まで行えるようになりそうです(個人で診断するのを,お手伝いする仕事のニーズも出現しそうですね.).

さらに,
「第二の危機」次から次へと湧きだす「競争相手」では,
インドのナレッジワーカーについての解説があり
実例として,アメリカの病院から委託されてCATスキャンの画像を読む放射線専門医がインドの各地で見られるようになった.
と記載されています.

インドの企業が,1件あたりの読影料を各病院に申請する未来
というのは,それほど先の話ではなさそうです.
(病院側も,医師を一人雇うよりも,外注したら24時間対応してくれるとなれば,そちらのニーズが高くなるかも.)

本書の翻訳を行った大前研一氏は,
今後必要とされる仕事につくためには
「よその国,特に途上国にできること」は避ける
「コンピューターやロボットにできること」は避ける
「反復性のあること」も避ける
と指摘.
それでは,いったい何をライフワークにしたらいいのでしょうね(笑)