2014年7月18日金曜日

バレンシア:IMAST参加中 part 4

今回,発表されている演題を聞いていて感じたこととして
"multicenter studyが多い.とにかく多い"
ということ.

今後,国内の学会などでも
"どのようにして,安全かつ使いやすいデータベースを構築していくか?"
について議論が進むと良いと思います.

マルチセンターのデータベースについては
1)登録する作業にかかる労力
日本では,医師が登録している事がほとんどだと思いますが,
ただでさえ忙しい日本の医師に,これ以上の負担をかけたくないのが本音.
登録をサポートする人材の育成が必須です.

さらに,登録するデータベースが,3つ,4つ,5つと増えると
労力が2倍,3倍に.
各データベースで重複する内容も多く,共通した内容のデータ登録を,自動でできるようにできれば,負担がかなり減ります.

2)どのようなデータベースに登録するか?(オンラインorオフライン)
オンラインのメリットがかなり大きいと思いますが,
情報管理のセキュリティーは必須です.

多施設で匿名化されたデータを,いかに安全に運用できるか?
が今後,質の高い研究をする際には重要になってきそうですね.

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