2014年9月16日火曜日

対人関係のストレス

沖縄で熟読したのが
こちらの本(以前にも紹介してます)


もう,何回も読み返しているのですが,
読むたびに発見のある本です.

私自身,わりと楽観的で,あまり対人関係にストレスを感じないのですが,
ここ数年,対人関係においてストレスを感じる機会が
少しずつ多くなってきました.

結論からいうとストレスの多くは,
「原因は外にはなく,常に自分の中にある」ことが多いようです.
対人関係のストレスや,恐怖(恐れ)が心の中にあるとしたら,
それときちんと向き合わなければ,解決することはありません.

ここでは,仮の設定として
Aさん:会社勤務.5年目.
Bさん:Aさんの上司.会社勤務20年目.
CさんDさん:Aさんの同僚
とします.
この会社では,10年目までに仕事を辞める人も多く,
逆に言うと,これからの5年間の仕事の評価が
それ以降の出世に影響するという状況.

Aさんは,会社の仕事自体は楽しくこなしており,
10年後もその会社で働きたいな.
と考えています.

Bさんもまた,仕事が大好き.
プライベートの時間など関係なく,
99%の時間を仕事に注ぐタイプ.

Aさんの悩みとして
・自分の上司であるAさんが,自分の仕事をどのように評価しているのか?
・同僚のCさん,Dさんに仕事で負けたくないという意識
・今後,5年先,10年先に自分がこの会社に残れるかどうかという不安.

上司のAさんの評価が気になり始めると,
Bさんが夜遅くまで仕事をしている横で,帰宅するのがだんだん怖くなります.
「自分の評価が下がるのではないか?」

また,Cさん,Dさんより,少しでも良い評判を得たいというあせりも.
Cさん,Dさんが仕事上で成果をあげても,素直に喜べなくなります.

そして,5年先,10年先の目標を見つけたいけど,
具体的な目標(自分がこうなりたいというイメージ)が思いつかない.

わりとよくある設定だと思います.
最初に紹介した書籍の中に詳しい処方箋がかかれていますが,
まずすべき事は

1)自分の課題と他人の課題を分離する作業
ここでいうところの,
「BさんのAさんに対する評価」
というのは,Aさんの課題ではなく,Bさんの課題.
つまり,Aさんが気にする必要は全くないのです.
(Aさんが踏み込めない課題)
さらに,Bさんの評価を高めるための仕事というのは,
自分の人生(選択)を,他人に委ねてしまうというもの.
他人の言動や態度に,一喜一憂する人生となってしまいます.

2)人生のスポットライトを”今”にあてる.
ジョブズも言っていますが
人生というのは,"今"という点が結果的につながったものであり,
過去や未来に向けて,線を引くような人生は存在しない.
というもの.
その日,その日を楽しく,真剣に生きることが全てで
5年先のキャリアを描き,そうなるための道を現在に向かって
逆算することは全く無意味であること.

Aさんにできることは,日々,自分がベストと考えることを
淡々とこなすことだけであり,
その結果,5年後,10年後にどこで仕事をしているか?
ということは,誰にも分からないし,自ら選択することはできない.

何年も,悩んできたことが,ある日偶然であった本を読むことで,
すっきり解決することがあります.

自分のなかで,「アドラー心理学」について書かれたこの本は
とても多くの気付きがあり,勉強になりました.