2011年11月20日日曜日

給料を上げるとモチベーションは上がるか?


Photo by Luc Viatour
最近,「楽しい仕事とは?」
とか
「最高の仕事の報酬とは?」
と考えることがありました.

一般に,仕事に対するモチベーションをあげるためには,給料を上げる.
と考える人が多いかもしれません.

でも,お金で人のモチベーションを上げ,それを維持することは一般には難しいようです.

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク


以前読んだ,この本には,次のような疑問が書かれていました.
「輸血に協力してくれた人には,お金を支払えば,協力者が増えるのではないか?」
確かにそう考えますよね.

でも,結論は,「輸血に報酬を払うと,協力者は減ってします」そうです.
輸血に協力してくれている人は,善意で行動している人が多く,そのモチベーションは,純粋に社会の役に立ちたい.とか困っている人を助けたいという善意からくるもの.
そこにお金を支払ってしまうと,それが,義務のようになってしまうのですね.
(詳しくは,本を読んでみてください)

仕事の話に戻すと,無給でもいいからやってみたい!
というのは,本当の意味で楽しく,やりがいのある仕事なんでしょうね~

論文を書いていて思うのが,
「この論文をimpact factor 00点の雑誌に載せたい」
と考えてしまうと,なんかつまらなくなってしまいます.
僕も一時その罠にはまってしまい,論文を書くモチベーションがさがってしまいました.

それよりは,
「過去に明らかにされていない事を,自分の力で少し解決したい」
とか
「自分の書いた論文を,海外の人が読んでくれたら楽しいだろうな」
と考えたほうがやる気がでませんか?

そして,楽しい仕事というのは,かえって,難易度が高く,時間がかかるものの方が,達成したときの満足度が高くなり,次はもっとすごいものを作りたい.という考えにつながります.