2012年4月28日土曜日

その道の専門家になるだけではダメ

先日購入した本に書いてあった事が印象的だったので,考察してみた.





エキスパートではなく,プロフェッショナルを目指せ

エキスパート:ある分野についての専門的な知識・経験が豊富で,それを売ることで生きている人たち

まあ,私個人としては,「脊椎分野」におけるエキスパートといえるでしょう.

でも,この本の中で

「これからの時代,エキスパートの価値は暴落していく」
「専門バカは生き残れない」

と書かれています.

目指すべきは,プロフェッショナル.
プロフェッショナルとは
1)専門的な知識,経験に加えて,横断的な知識・経験を持っている
2)それらをもとに,相手のニーズに合ったものを提供できる


これを,自分なりに解釈してみると
「専門性だけではダメで,自分の専門領域以外に,いろいろなハブを作るべき」
ということ.

例えば,私自身のことで言えば
1)脊椎手術
2)脊椎に関する知識
について言えば,ある程度のドクターであれば,大学病院で,私のポジションで働けば,おそらく,2~3年で,私と同じくらい仕事ができるようになれます.

つまり,私自身に価値がある.
というよりは,そのポジションに価値があるということ.

これを,自分の価値.あるいは自分にしかできないことと,考えると,勘違いの原因になります.

では,私自身が,プロフェッショナルになるために必要な事とは?

今考えているのは,

1)英語論文を書く能力+過去に自分が論文を書いた実績
これは,後輩が,ゼロから頑張ったとしても,追いつくには6-7年はかかるでしょう.

2)NPO法人の運営ノウハウやブログを通じての情報発信.
これも,自分の専門性を,他の領域とつなげるためのハブとして重要と考えています.

これから先,日本は,世界が経験したことのない,超高齢化社会に突入します.
おそらく,いろいろ社会情勢が不安定になったり,未経験の事がたくさん起こるでしょう.

そういった中で,プロフェッショナルになるために必要な事は何か?

医師としての仕事以外に,いろいろ興味のある領域を,自分の中で育てていくことが大切になってくるかもしれませんね.