2017年7月25日火曜日

第一印象は結構大事

勤務医が日常で人と話をするシーンとして

初対面
・一般外来で患者さんを診察して,後日ご家族と手術の相談をする
・救急外来で,初診の患者さんを診察する

何回も会う
・病院スタッフ
・入院患者さん

最近,仕事を円滑にすすめるために,「初対面の第一印象は良いに越したことはない」と痛感するようになりました.逆に,初対面で悪い印象を与えてしまうと,挽回するのにかなり手間がかかります.

患者さん本人には,入院中に何度もお会いすることができますが,ご家族と一緒にお会いできるのは,手術説明の時だけ.ということもしばしば.
ここで,良い第一印象を持ってもらえたら,その後の対応は円滑に進みます.
「おばあちゃん,優しそうな先生で良かったわね.」なとどご家族に言ってもらえたら,まず大丈夫でしょう.

そこで,長年外来をしていて,良い第一印象を持ってもらうために気をつけていること
・相手によって,話し方をかえない.すべての患者さんに丁寧でわかりやすい言葉で話しかける
・清潔感をだす(汚れた白衣は印象悪いです)
・時間を守る(外来では時々遅れることがあります.スイマセン)
・患者さんのはなしを,できるだけさえぎらない
・話の最後に,「わかりにくいところがあれば,なんでも質問してくださいね」と付け加える


自分が研修医の頃に,時々トラブルになったのは,
・相手によって話し方を変えてしまう.(忙しいときに,雑な話し方がでてしまう)
・患者さんの話をさえぎってしまい,自分の言いたいことを強引に言う