2018年9月24日月曜日

書類を作成することのハードルについて

例えば,
・○月○日までに,この書類を完成させないといけない.
というタスクがあったとします.

心の声「面倒くさいなあ」「明日やろうかなあ」

そんな中,私がいつも考えている方法をご紹介します.

1)最初にすること
・書類の依頼に対して,アクションを起こすかどうかの判断
言い方は悪いですが,依頼するのは勝手ですが,書く(メールの場合は返信する)かどうか決めるのはこちらの判断です.

・アンケートにご協力してください
・新しい雑誌を作りました.論文のReviewを(無料で)お願いします.
・具体的な内容が記載されていないメール.「今度直接会ってお話したいので,アポイントを取得したい」(たいていは自社製品のプロモーション)

などは,私の基準では,文章は書きませんし,メールの返信もしません.

2)その書類を別の人に書いてもらう
学会からのデータ提出依頼,日常診療で作成する保険会社の書類など.
承認は医師の仕事ですが,下書きは,優秀な医療クラークさんにしてもらいましょう.

また,登記の書類などは,自分で作成する心理的ハードルが高ければ,お金を出して,外部に委託することも可能です.

3)(見かけ上の)緊急性ではなく,重要度で判断する
この書類,急いで書いてください!
という依頼者側の緊急度に振り回される必要はありません.
(締切のある書類の提出期限は守りますけど)

もちろん,「定期フォローしている患者さんが他院で手術になったので診療情報を送ってほしい」といった緊急度も重症度も高いものに対しては,即座に対応します.


逆に,依頼者側からの締切を指定されていなかったとしても,自分にとってその仕事の重要度が高い場合は,すぐに作成して返信します.
 私にとってのキーパーソンからのメール,LINE,facebook messengerに対しては秒速で
 返信します笑



逆に,上述のことをせずに,
依頼のあった書類を盲目的に作成・返信してしまうと,
書類の山に埋もれて,何から手をつけて良いかわからなくなる
全ての書類に対するアクションが遅くなる(自分にとって緊急性はないけど,重要な書類,返信に対するリアクションも遅くなる)という悪循環になってしまうのでご注意を.

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