2011年1月3日月曜日

久しぶりに英語論文の書き方など

正月は,まとまった時間が確保できるので,論文作成にはもってこいですね.

でも,時間があれば,その時間に比例して論文が書けるというわけでもありません.
時間はあるけど,気がのらない.など
やはり,人間〆切がない仕事は完成させにくいものです.

カナダに留学中のSandy先生の例
論文地獄とピクシーのロングシュート。。。

Sandy先生の場合は,「今週中に論文書いてきてね」と言われたようですね.
それを実際完成させたSandy先生もすごいですが.
要するに,人間死ぬ気で作業する1週間は,だらだらする1年よりも
作業はすすむ!というメッセージです(勝手な解釈ですが).

そこで,問題となるのが「どこに〆切を設定するか」ですね.
いろいろな本を読んだところ,論文を書きまくっている先生に共通しているのは.
「学会発表当日を論文完成の〆切にしている」という事実.

これは,偶然でもなく,おそらくいろいろな要因があります.
1)発表日という強い〆切意識が働く

2)たぶん,発表の1〜2週間前は,発表の事が常に頭の片隅にあり,発表について考える密度が濃い.
2)については,脳は求められた質問に対して適切な回答を導きだす性質があるらしく,歩いている時に
ふと良いアイディアを思いつく.とか,起床時にぼーっとしている時にアイディアを思いつくなど.
セレンディピティーにも共通するものがありそうです.

3)学会会場への往復,ホテルに泊まる等,まとまった時間がとりやすい.
非常に忙しい先生にとって,新幹線のグリーン車で会場に向かい,
原稿を書く事は,非常に費用対効果の高い行為です.
新幹線は,寝るだけ〜.という人も,一度グリーン車を使って,
論文書いたり,英語の勉強してみてはどうでしょう?

逆に,学会という大きな〆切日を,簡単にスルーしちゃうと...
1)次に論文を書く時に,「以前どこまで書いたっけ?」となる.
アイドリングに時間がかかります.
2)1)の後間が空くと,また,1)になる.

つまり,Sandy先生のように,一気に駆け上がると,
非常に無駄が無いんですが,少しずつやるやり方では,
目に見えない無駄な時間が増えてしまうんですね.

大学院の先生は,卒業日を〆切日にすることもできますが,これにも問題が.
通常論文はインターネット投稿の場合
1)投稿
2)投稿された論文を編集者が体裁チェック(この時点でまだReviewer)の元にはどどかない
3)体裁OKであれば,複数の人間で査読が行われる.
4)査読の内容が,よければ,通常Reviseになる.(一部,もしくは全体の修正)
5)2回目のrevisionが入る事もある.
6)ゲラ刷りのチェックなどがあり,Publish

まず,1)と2)の間に不備があると,やり直しになり,ここで1ヵ月程ロスすす事もあります.
(以前,論文を郵送してやりとりしていた時には,この時間が致命傷になりました)
3)には,通常2〜3ヵ月かかります.
時に,rejectの場合は,1ヵ月程で結果が帰ってくる事もありますが.
そして,一発でacceptされることは,まず少ないので,reviewerの指摘を一つ一つ直します.
(これも結構時間かかります.基礎なら追加実験の可能性もあり)
書き直した論文を投稿して,acceptがくるまでにかかる期間は
初回投稿から,早くて6ヵ月程度かかります.
もし,rejectだったら,別の論文に投稿するため,体裁作り直したりしないといけません.

ですので,大体,論文が完成してから,掲載されるまではだいたい1年くらいかかると
思っておくのが無難でしょう.
となると,大学院卒業日を閉めきりにもってくるのも,ちょっと厳しいですね.

編集後記
家であまり使っていなかったiPadをもう一度見直してみようと思い,
いろいろアプリをいれてみました.
すると,ずいぶん使いやすくなりました!

1)Pubmed On Tap
Pubmedで調べた論文をそのままGoodReaderに放り込めます.
論文を読むのが少し楽しくなりますね.

2)BlogPress
iPhoneやiPadからブログを投稿するのに,非常に重宝してます.
イタリアでも活躍してくれました.

3)CoBrowser
これは,すごいアプリです.
WifiのみのiPadは,外出先では使えない事が多かったのですが,
このアプリがあれいば,iPhoneとBluetoothで接続する事で,iPadがあたかも
インターネット接続したような状態に.
(正確には,iPhoneの画面を,iPadに表示しているのですが)
これがあれば,今後の出張はiPadとiPhoneだけで,十分ですね.

4)Air Display
これもすごいアプリです.僕はMacBookを医局で使っていますが,
Wifi環境下であれば,iPadをMacbookのサブモニターにできるというもの.

5)
アップル純正の,iPadケース.
以前は,これを購入していなかったのも使いにくかった原因でした.
ケースがあるのと無いのでは,使いやすさが大違いです.
iPhoneの時もそうでしたが,やはりアプリが充実してくると,
手放せないものになりますね〜.