2014年1月13日月曜日

ミャンマー医療支援:手術初日

1/13(月)は,朝8時30分にホテルロビーに集合.
MINT OO先生が車で病院まで送くってくれました.

昨日の回診で,手術を決めた患者さんの手術を行いました.
1例目は,頚椎OPLLの頚髄症.
こちらの病院では,普段,日本に留学された先生が学んだ
黒川式の椎弓形成術をしているそうですが,
今日は,平林法の椎弓形成を披露しました.

電気メス,バイポーラーは普通に使えます.
笠井教授が寄付をされた,Mayfield式の頭蓋固定器があり,
手術がとてもやりやすかったです.
笠井先生ありがとうございました.

サージエアトームも,かなり古いものではありましたが,
きちんと使えました.

手術を披露するのが目的ではなく,現地のドクターに次回から実際に
手術してもらえるように,半分は現地のドクターに実際にやってもらいました.

つたない英語での説明ではありましたが,
現地のドクターは,本当に一生懸命学ぶ姿勢があり,
教えたとおりに実施してくれました.

2例めは,胸椎硬膜内髄外腫瘍(おそらくmeningioma)
硬膜外からかなりの出血があり,とても焦りましたが,
サージセルがあったので,なんとか止血可能.
モニタリング,顕微鏡はありませんでしたが,脊髄腹側にある腫瘍を
なんとか摘出できました.
硬膜の縫合は,Dr. KYAW MIN SOE先生にお願いしましたが,
とても器用に縫合してくれました.

こちらが手術室の風景
手術室の履物が,ビーチサンダルで,軽く衝撃を受けました.

ポリオで,尖足,凹足変形を生じた若者を診察する後輩.
最近では少なくなったそうですが,まだポリオに罹患する人がいるそうです.

下の写真は,ちょうど1年前にミャンマーを訪問した私のボスが行った
脊椎後弯症の骨切り手術症例
なんとイメージ無しで手術をされたそうです
(昨年,イメージを購入してもらえたそうで,今日の手術はイメージを使えました)
患者さんは,痛みから開放されたそうで,
患者さん自身,ご家族,現地のドクターも,とても喜ばれていました.