2014年7月22日火曜日

IBIZA! IBIZA! IBIZA!

今回学会終了後に,夏休みを利用して,1日だけIBIZA(イビサ)島を観光してきました.

IBIZAを初めて知ったのは数年前.高城さんが本の中で絶賛していました.
Web site: なぜ僕はいつもイビサ島にいるのか(高城剛)

感想:間違いなく,過去に訪問したヨーロッパの中で,一番刺激的な島でした(驚)
ちょっと,言葉で上手く言い表すことができないので...
とりあえず,興味ある人は行ってみて!自分の目で確認してみて!


Photo by Trey Ratcliff, Flickr

バレンシアに限らず,ヨーロッパの国々から,
LCC(格安航空会社)でIBIZAを訪問できます.

とりあえずビーチに行くと
クリスティアーノロナウド&ペネロペ・クルス
みたいな人たちが,そこらじゅうを歩いていました.

20時頃にChill out musicで有名な"Cafe Del Mar"に出かけました.
(このお店は,昨年AOA fellowで同行した先生から教えていただきました.感謝!)

音楽に関しては,全く教養がないのですが,
それでも言わせてもらいましょう.
”IBIZAのChill out ハンパねっす.マジヤバイ”



もう,最高の夕日をバックに,この音楽が流れていたら,
本当にここは天国か?!と思いました.

夜はEs Paradisというクラブに.
深夜1時〜なんと朝の5時過ぎまで盛り上がっています.




といっても,IBIZAは,若者だけが盛り上がっているわけではなく,
のんびりエリアにいけば,素敵な海,ミュージック,夕日を見ながら
ゆっくりと滞在することも可能な島.

ヨーロッパを訪問した際には,
ぜひLCCを利用して,IBIZAを訪問してみてください.



2014年7月21日月曜日

学会参加中に考えたことなどなど

国際学会に参加すると,普段よりも,
色々なことをボーっと考えることができます.

アイディアと移動距離は比例する(高城剛)
まさに,高城さんの言うとおりですね.
高城さんの本は,僕のバイブルみたいな物で,
何回も読み返しています.

今回旅行中に常に考えていたのが,
「これから先5年,10年.どのようになりたいか?」
というキャリア設計.

嫌われる勇気(岸見一郎,古賀史健)
嫌われる勇気も,もう3回読みました.
この本は読むたびにあらたな発見があります.
本の中で,
「過去や未来は自分の手ではどうにもできない.
今という時間に,強力なスポットライトを当てて,今を生きる」
「できることは,日々ダンスを踊るようにして,その場その場を,勇気を持って生きることだけ.線を描く人生ではなく,点と点がつながっていくイメージ」
ということが述べられています.

そうなんです.
結局,一生懸命未来を考えてみても,あまり意味はないんですね.
今考えたとおりの未来になるかどうかは,誰にもわかりません.
それよりは,今という時間に集中すること.
これは,Steve Jobsが言っていた
"connecting the dots"
とも共通するイメージ.
自分が歩いてきた道は,一つにつながっているけど,
その点を,未来に伸ばすことはできないんですね.

この動画も,落ち込んだ時など,何回も見て勇気づけられました.

2014年7月18日金曜日

バレンシア:IMAST参加中 part 4

今回,発表されている演題を聞いていて感じたこととして
"multicenter studyが多い.とにかく多い"
ということ.

今後,国内の学会などでも
"どのようにして,安全かつ使いやすいデータベースを構築していくか?"
について議論が進むと良いと思います.

マルチセンターのデータベースについては
1)登録する作業にかかる労力
日本では,医師が登録している事がほとんどだと思いますが,
ただでさえ忙しい日本の医師に,これ以上の負担をかけたくないのが本音.
登録をサポートする人材の育成が必須です.

さらに,登録するデータベースが,3つ,4つ,5つと増えると
労力が2倍,3倍に.
各データベースで重複する内容も多く,共通した内容のデータ登録を,自動でできるようにできれば,負担がかなり減ります.

2)どのようなデータベースに登録するか?(オンラインorオフライン)
オンラインのメリットがかなり大きいと思いますが,
情報管理のセキュリティーは必須です.

多施設で匿名化されたデータを,いかに安全に運用できるか?
が今後,質の高い研究をする際には重要になってきそうですね.

バレンシア:IMAST参加中 part 3

バレンシアといえば
オレンジ!
ですが,意外と知られていないのが,パエリア発祥の地であること

さっそく,レストランでパエリアを頼んだところ...
マンホール程の大きさのフライパンに乗ったパエリアが!?
作るのに1時間以上かかってましたね.

味はもちろん,かなり美味しかったです.
全部食べきれなかったのが残念...

バレンシア:IMAST参加中 part 2

今回国際学会に参加して,
「日本人も,英語で頑張って発表しているなあ」
と感心しました.
特に,自分たちより若い世代の先生達が,上手に発表しているのは,
とても良い刺激になりました.

私が見た日本のドクターは,みなさん原稿無しで上手に
発表されていました.

このブログは,
私自身の英語力向上
そして
ブログを見た人達の英語学習のモチベーションアップ
を目的として続けています.

自分自身,まだまだ,もっともっと
英語の聴き取りもスピーキングも鍛えないといけないなあと
痛感した1日でした.

ちなみに,国際学会参加中に,少しだけでも英語の論文を書くようにしています.
・日常から離れてリラックスしているので頭の回転が良い
・1日英語を聴いているから,英語脳が活性化している
といった効果があるので.

バレンシア:IMAST参加中

IMASTという脊椎に関連した国際学会に参加中です.
国際学会に参加すると,まだ日本に導入されていない新製品を
みるのが楽しみですね.

超音波メス
Misonixという会社が"骨をサクサクきれる超音波メス"を展示していました.
早起きして,早朝のハンズオンに参加
Peter O. Newtonがプレゼンしてましたよ.

ノミで骨を切る場合は,強い一撃.
それに比べて,超音波メスは,1秒間に数万回という小さな振動で骨を切ります.
そのため,骨は切れるけど,軟部組織(神経)を損傷するリスクが少ないそうです.
また,潅流する水の量を調整することで,
水を少なくすれば発生する熱で,止血の効果
熱を生じたくない場合は水を多くする
など,色々なオプションがあるようです.

また,ハイスピードバーで,骨を削ると,骨と骨の間にギャップができますが,
このメスで切ると,ほとんどギャップができません.

何より驚いたのは,かなり早いスピードで骨を切れることでした.
このメスを側弯症の手術に使用すると,出血量を少なくできるそうです.

アジアに展開する予定があるそうで,早く日本にも導入されたらいいなと.

DepuySynthes
PEEK素材のexpandable cage

2014年7月13日日曜日

IMAST 2014(バレンシア)

バレンシアで開催されるIMAST参加のため,
荷造りをしています.

最近,国際学会に参加する時に便利なサービスを紹介します.

iPhone app
ActionList


















まあ,このアプリで無くても良いのですが,要は
「出張に持っていくチェックリストを作ると便利」
というお話.
大体出張の準備って,前日に慌ただしくしてると
・名刺忘れた
・スマホの充電器忘れた
的な事が多々あります.
一度チェックリストを作ってしまえば,忘れ物は激減するはず?!

Skyscanner

海外の飛行機の便を検索&予約・購入できちゃう無敵サイト.
こちらは,iPhone appもあるし,webでも利用可能.
例えば,イタリアローマに滞在中に,
「そうだ,せっかくだからバルセロナに行ってみよう」
と思い立ったら,即アクション.
過去の参考記事
滞在ホテルをハブにして,ヨーロッパの国を複数訪問する

荷物を軽くするワザ
海外に行く際も,かなり小さめのトランクケースを持参します.
現地で買ったお土産などを入れるスペースを確保するために,
基本的には,下着は現地で捨てて帰ってきます.
持っていく下着はユニクロのAIRism
現地で,洗って,干して,乾いたらまた着る.
を繰り返すので,3〜4着持っていけば十分です.
過去の参考記事
海外出張の荷物を減らす方法

ホテルの予約
10年前だと,現地のホテルにFAXしたり,
旅行代理店のパックツアーを利用していました.
でも,今なら「じゃらん」や「楽天トラベル」
と同じような感覚で海外のホテルが予約できますね.
Hotels.com
Booking.com
予約方法には2通りあって
・宿泊前から,クレジットカードで宿泊代金前払い
・予約の際にクレジットカード情報は入れておくが,支払いは現地
前者の方が,一般にはディスカウントされた価格になっています.
でも,旅に変更はつきものなので,自分は後者の方を利用しています.

Kindle paperwhite

こいつのおかげで,出張に持っていく荷物が激減しました.
出張前に気になる本を何冊かダウンロードしておけば,
空港での待ち時間も退屈しません.
iPhoneでも読めますが,長時間読むならKindleがあった方がいいですね.


2014年7月6日日曜日

久々のクラウド(オンライン)データベースの話題

現在,OSG(Okayama Spine Group)で運用中の
オンラインデータベースの話題です.

インターネットからオンラインでアクセスして,
症例の登録ができるシステム(Salesforceのサービスを利用中).

(注)過去の記事に興味のある方は,
ラベル:クラウドデータベースとビッグデータについて
でチェックを.

ずいぶんと使いやすいシステムが完成したのですが,
まだ改善すべき問題点があります.

1)手術記録を作成(手書きorデジタルデータ)
2)オンラインデータベースへの登録
という2つの作業は,別々に行われてきました.

でも,1)と2)には共通する項目が沢山あります.
例えば,手術術式,使用インプラント,手術時間,術中出血量...
そして,通常であれば,1)は日々更新されますが,
2)は,年末などにまとめて入力することになり,
年末の作業がとても憂鬱になります...(汗)

今までは,1)と2)は別の人が入力していましたが,
クラウドのメリットを最大限に活かすなら,
1)と2)を同時に完了できないか?
という疑問に達しました.

解決方法
オンラインデータベースに入力した内容を,
excelデータに抽出して,Excel上で手術記録を完成.
それをプリントする.


抽出したデータを基にして
Excel上で,レイアウトは任意に作成できるので,
各病院ごとに適正化された手術記録を簡単に作成できますね.

Excelで,いったん手術記録フォーマットを作っておけば,
データの抽出からプリントアウトまでは,1分以内に可能です.

なんで,もっと早く気づかなかったかな.
と思いましたが,なかなか良いアイディアだと思います.