2009年8月31日月曜日

海外医学系英語ドラマで英語を学ぶ

映画をみて,英語のリスニングの練習をするという方法も

ありますが,話題が医学から離れるので,もう少し

効果的な方法の方が良いと思います.

少し古いですが,ERは会話の半分くらいが救急救命室

でおこるやりとりに関することなので,

トレーニングには向いているかもしれません.

パソコンでみるときに1.5倍速~2倍速でみると

時間の短縮にもなります.

2009年8月30日日曜日

英語を倍速で聞くトレーニング

英語のリスニングでは,英語をシャワーをあびるように
聞きまくるのが上達のコツと言われています.

その際,英語を通常の2倍,3倍で聞くのが良いという
意見があります.

最初に2~3倍速で英語を聞くとほとんど聞き取れません.
でも,聞き取れないスピードで聞くことで,理論的な
思考をつかさどる左脳が処理しきれないので,右脳が
優位になって処理をするそうです.
右脳の情報を処理するスピードが速いため,
英語のリスニングが上達するそうです.

実際にしてみると,何回も英語を聞いているうちに
あるとき突然,英語が聞き取れるようになります.
一度聞き取れるようになると,聞き取れるフレーズが
どんどん増えていき,最終的には7~8割理解できるように
なります.

この方法のデメリットは,最初全然聞き取れないので,
継続するのが難しいことでしょう(笑).

参考
超速 つぶやき英語トレーニング
登内和夫+ヴィンセント・マークス

2009年8月29日土曜日

海外留学で得られるもの

振り返ってみると,海外に留学することで得られるものの
一つとして,人生の早い時期に英語の必要性を
自覚できることが大きいと思われます.

国内で仕事をしていると,英語を使う機会はほとんど
ないです.論文を書くことでもなければ,日常生活に
英語がなくて困ることはほとんどありません.

でも,海外で生活してみると,やはりコミュニケーションに占める
英語の役割を痛感することになります.

ここ10年近くの間に,パソコンの重要性が飛躍的に増加した
のと同様に,今後英語の役割はすごく大きくなる予感がします.

2009年8月27日木曜日

ドイツ(ミュンスター大学)の英語事情


2007年にドイツのミュンスター大学で整形外科の研修をしてきました。
当時脊椎のチーフが代わった直後であったため、
腫瘍チームの手術を見学させていただきました。

ドイツ人は、アジア人よりは英語がしゃべれる人が多かったです。
医師は印象ですが、ほとんどの方が日常会話程度はしゃべれるようです。

ドイツでは、朝が早く7時過ぎからカンファレンスが行われています。
また、大学院生からスタッフの先生まで、持ち回りで30分ほどの
講演を毎週おこなっていました。

若い先生の講演は、内容はありふれたものなのですが、
驚いたのは、プレゼンのうまさです。

日本人の講演は、原稿を見ながら行う人や、そうでなくても
スライドをみながらなされることがほとんどです。
でも、ドイツでは、みんな身振り手振りをおりまぜながら、
スライドは見るとしても一瞬だけで、あとは聴衆にむけて
話をしていました。

2009年8月26日水曜日

Seoul National University Hospital




昨年,日本脊椎脊髄病学会のAsia travelling fellowshipで
Seoul National University Hospitalに1週間研修に行きました.
ソウル大学は,日本でいうと東大です.

当然みんな英語ペラペラなんだろうなぁと思っていました.
でもスタッフの先生は,上手に英語を話されていましたが,
私と同年代の先生は,英語をあまり得意に話している人は
少なかったです.

近年,韓国では英語教育が盛んで,みんな英語がしゃべれる
といった内容の本を読んだこともあったので,
意外とアジア人だと同じようなレベルで頑張っているんだなぁと
感じました.

でも,スタッフの先生は,なんらかのトレーニングを積んでいる
ようで,皆さん流暢に英語を話されていました.

日本に限らず,英語を母国語としない人種にとっては,
大学卒業までに英語がペラペラになることは難しく,
社会人になってからのトレーニングが重要だと感じました.

2009年8月25日火曜日

英英辞書を使った英語学習法

「英会話ヒトリゴト学習法」酒井 穣 
という本に書いてある方法です.
例えば,dictionaryという単語を英語で説明する
フレーズを頭で考えるという方法です.
dictionary  う~ん.a lot of paperかな ?   など

これを英英辞書で確認すると英語の勉強になるようです.

ちなみに
” A reference book containing an alphabetical list of words with information about them.”が模範解答

英英辞書も,英語を第二外国語として学ぶ人むけの
辞書もあり,より簡単な単語で説明してある辞書もあります.


朝時間を有効に使う

早起きして,英語の勉強をすることも一つの方法です.

朝の1時間と夜の1時間は質が大きく異なります.

朝の1時間の利点

・頭がすっきりしている

・電話などで作業を中断されることがない など

でも,遅くまで仕事をしていると

「仕事が遅くまであるから眠くて朝勉強なんてできない」

という人もいるかもしれません.



でも,考えを少しかえると

「朝勉強をする習慣がないから,遅くまで仕事をしないといけない

生活が続く」とも言えるかもしれません.

朝勉強ができないほど,夜くたくたになり,遅くまで仕事していると

したら,1日の仕事のペース配分について,考え直すことも

必要かもしれません.



自分の未来に対する投資と考えて,朝30分でも勉強に

あてることができれば,2~3年後にはある程度

まとまった成果になると思います.

逆に,日々の生活におわれてしまうと,未来に対する

投資ができず,いつまでたっても時間に追われた生活を

続けることになってしまいます.



参考図書

レバレッジ時間術 本田直之

2009年8月24日月曜日

英語の履歴書(CV)

海外に留学する時に履歴書を英語で書く必要があります.
今日たまたま履歴書を書く機会があったので,
参考にしてください.

CURRICULUM VITAE

NAME: Yoshihisa Sugimoto (MALE)
DATE and PLACE OF BIRTH: 01/Aug/2000 (Osaka, Japan)

PRESENT ADDRESS:
OFFICE: 2-5-1 Shikata-cho Kita-Ku Okayama City Japan, Zip 700-8558
TEL: +81-86-235-7273 FAX: +81-86-223-9727
電話は+81-(市外局番の0をとった番号) ~です

EDUCATION:
1994 Graduated from Okayama 00 High School (Okayama)
2000 Ehime University, Medical School


LICENSURE and CERTIFICATION:
National Board of Medicine, Registration No. 123456
(医師免許)
Japanese Board of Orthopaedic Surgery No. 123456
(日本整形外科学会専門医)

FELLOWSHIP OR STUDY ABROAD:
2007/January – March Study in Muenster University (Orthopaedics surgery)

ACADEMIC APPOINTMENTS:

HOSPITAL APPOINTMENTS:

MEMBERSHIPS:
Japanese Orthopaedic Association
Japan Spine Research Society
Japanese Society of Rehabilitation Medicine

HONORS and AWARDS:
Academic Encouragement Award of the Nihon Chubu Seikeigeka Society 2004
Academic Encouragement Award of the Toseikai 2006 and 2008
Asia Traveling fellowship (Japanese Society for Spine Surgery and Related Research) 2008

MAJOR RESEARCH INTERESTS:
Spine surgery : Degenerative spine, spinal deformity and spinal trauma

PUBLICATIONS: (in the last 5 years)
First author
1. Sugimoto Y, Akazawa H, Miyake Y, Mitani S, Asaumi K, Aoki K, Inoue H. A new scoring system for Perthes’ disease based on combined lateral and posterior pillar classifications. JBJS Br 2004;86:887-891

2009年8月23日日曜日

留学の方法

海外に留学する方法として
学会や財団(上原記念生命科学財団など)が募集している
フェローシップに参加を申請するのが一般的です.

私は,2008年日本脊椎脊髄病学会アジアトラベリングフェローシップ
に応募して,ラッキーなことに選ばれました.

もともと英語の論文は,書くこと自体が好きで書いていましたが,
学会が募集しているフェローシップの選考には,ある程度の
業績として,英語論文を書いている方が選ばれやすいようです.

英語論文を書く→フェローシップに選考される→現地のDrから刺激をうける
→ますます英語を書くモチベーションが上がる

といった良いスパイラルにのるとチャンスをゲットしやすくなります.
また,そういった場所に集まってくる人は,モチベーションが高い
人が多く,すごく良い刺激を得ることができます.

また,別の方法として,AO Foundationの留学制度を利用することも可能です.
AO財団が認定した教育研修施設に外傷,脊椎といった分野で留学を
することが可能です.
Spineに関して,この留学制度を利用するためには,AO財団が定期的に行っている
セミナーに参加することが必須です.

2009年8月21日金曜日

脊椎分野の雑誌

専門が脊椎なので、脊椎関連の雑誌の特徴などをレポートします。

SPINE
現時点で、脊椎分野におけるTop Journalです。
投稿から返事がくるまでは、約3ヵ月ほどかかります。
もちろん採択されるのは難しいのですが、2回/月ペースで雑誌が
発行されているので、年間の採択数はかなり多いです。
私が投稿した印象では、採択率は50%くらい(あくまで主観)。
また、症例報告についても結構採択数は多いです。
Pubmedで"Spine" and "Case Report"で検索すると、2008年は
80件採択されているようです。
それでも、「これは駄目だろうなぁ」と思ってだめもとで出した論文が
通ったこともあるので、時間に余裕のある論文はぜひ投稿してみたら
よいと思います。

Journal of Neurosurgery:Spine
以前は、impact factorが高かったのですが、最近低くなってしまいました。
でも歴史のある雑誌で、読者も多いと思われます。
SPINEと比較して、脳神経外科の読者も多い?ことが予想されるので、
SPINEにRejectされた雑誌も投稿してみてもよいかもしれません。
ちなみに私は過去2回投稿して、1回採用されました。

European Spine Journal
Spine Society of Europeが監修している雑誌です。
Journal of Neurosurgery:Spneをこえて、脊椎系の雑誌では、
No. 2のimpact factor (2.39)です。すごいです。
ちなみに2回投稿して、2回ともRejectだったので、コメントできません(涙)。

Journal of Spinal Disorderes and Techniques
比較的新しい手技に関する論文が掲載されやすい印象(主観)です。
新しい手術手技は、意外とSPINEなどの雑誌にはRejectされやすい
のですが、そういった論文を投稿してみる価値がありそうです。
ちなみに私の後輩が、SPINEに投稿した論文に対して、
Reviewerから、”SPINEよりもJournal of Spinal Disorderes and Techniquesに
投稿したほうが良い。”とコメントされたことがありました。

Spine Journal
SPINEに名前が似てますが、別の雑誌です。
NASS(North American Spine Society)が監修している雑誌です。

おまけ
Archive of Orthopaedic and Trauma Surgery
以前、上記に記載した論文にことごとく、Rejectされた論文を
投稿したところ、気持ちよく一発Acceptされました。
ドイツの雑誌ですが、Spineに関する論文も採用されます。
Impact factorはあまり高くないですが、救済雑誌として
考えてみてはどうでしょう。
ちなみに、投稿から結果が返ってくるまで、1ヵ月程度なので、
急いでるときにも良いかも。

2009年8月17日月曜日

論文の投稿

以前は,論文を投稿するときは,封筒に入れて郵送していましたが,
最近はWebで投稿する雑誌が増えています.

論文をWebで投稿すると,まず論文の体裁チェックがあります.
つまり投稿規定に沿って,論文が作成されているかチェックされます.
ここで,不備があると査読に到達する前に,やり直しを指示されます.
(ここで時間をロスするのはもったいないので,投稿規定はしっかり
読む必要があります.)

Webで投稿完了したあとに,先ほど述べた体裁チェックがあり,
体裁チェックを通過すると,自分の論文に与えられた番号が
通知されます.(例えばSpine:0091112のような感じで)
この番号が与えられるまでにふつう2~4週間かかります.
この番号は,以後,論文のやりとりの際重要になります.
メールで問い合わせする際は,この番号を記載することになります.

その後,論文の査読が開始されます.
査読の後に,Accept(めったにない),Revision,Rejectなどの
通知がメールできます.


この査読にかかる期間は様々ですが,早い雑誌で1ヵ月以内の
こともありますが,Spineだと通常3ヵ月ほどかかります.

あまりに返事が遅い場合は,遠慮なく,メールで問い合わせして
みた方がよいでしょう.

以前,症例報告をSpineに投稿した際,Acceptから,1年近くたっても
雑誌に掲載されないので,連絡してみたら,
Figureの解像度が悪いから,訂正してくださいとメールがきました.
日本人の感覚だと催促するのは,失礼かなぁと思う人も多い
と思いますが,外国人に対しては,催促は堂々とすべきです.
逆に遠慮して,反応しないでいると,反応しない方が悪いと
みなされてしまうので.

2009年8月9日日曜日

海外にでかけることで知り合いも増える




昨年,日本脊椎脊髄病学会のAsia Traveling Fellowshipに選ばれて
ベトナムと韓国に行きました.
両国には,水谷先生(名古屋市大)と二人で行くことになりました.
水谷先生は,まさに英語ペラペラな先生です.
留学中,ずーっと「すごいなぁ」と関心していたのですが,
水谷先生も大学を卒業した頃は,全然英語がしゃべれなかったそうです.
それを克服するために,英会話に定期的に通われたそうです.

それを聞いて,私も早速,帰国してから,GABAに行くことにしました.
英会話は,入学金,テキスト代,レッスン料をレッスン数で割ると,
だいたい1レッスンが1万円くらいでした.
決して安くはないのですが,その分もとをとろうと必死で勉強するのが
英会話に通うメリットかもしれません.
(予習復習なしで,通うだけではあまり上達しないと思われます)

Asia Traveling Fellowshipには,日本全国の有名な脊椎外科の先生が
選ばれています.全国のモチベーションの高い先生方と知り合える
チャンス!と思い,水谷先生といっしょに, Traveling Fellowshipに
参加された先生方と,情報交換会を企画することになりました.

当日の飲み会では,私たちが行かなかった国の事情を聞けたことも
楽しかったですし,現地でおきたアクシデントの話題も楽しかったです.
そして,一番感動したのが,みなさんのモチベーションがものすごく
高かったことでした.飲み会がすすんでも,参加された先生方が
時にみせる,するどい眼光や,確信をつく一言に,はっとしました.

普段は,日本で一番,世界で一番をめざそうなどということを
考えることも少ないのですが,このTraveling Fellowshipに
参加された先生方からは,みなさん自分の得意な分野で
一番になりたいというモチベーションを強く感じました.

おまけ
情報交換会からホテルに帰るタクシーの中で,
茶薗先生が,「Blogをみたよ.Mindmapって何?」
とおっしゃられててびっくりしました.

introductionで有効なテクニック

論文は,【対象および方法】→【結果】→【考察】→【はじめに】の順番で
書くのが良いと思っています.
【はじめに】は,論文全体の内容を把握しておく必要がありますし,
これまでの論文で明らかになっていること,いないことも
理解しておかなければならないので,意外と書くのが難しいです.

そして,何をかけばいいのかが,思いつかないことも多々あります.

そこで,有効なテクニックが,「キーワードおもいつき羅列法」です.
これは,論文以外にもさまざまな文章を書くときに役にたつ方法です.

(例)椎体形成に関する論文を書く
方法1まず,椎体形成についておもいつくことをとにかく書きまくります.
順序など適当でよいです.

試しにしてみると
椎体形成,PMMA,圧迫骨折,高齢者,今後増加,疼痛の緩和,麻痺に対する効果は?
日本ではまだ認可されていない,熱がでる,隣接椎体の骨折,脊柱にでると麻痺になる,
血管内に入ると死亡例も報告,手軽,局所麻酔でしたり全身麻酔でしたり,
特殊なデバイスを使用している人もいる,何椎体までできるのか?,
もともとはギプスまいていた,早期離床

だいたい3分くらいでできます.

そして次にこのキーワードをいくつかのカテゴリーにわけます.
1.社会現象
高齢者,今後増加,もともとはギプスまいていた,早期離床
2.適応
圧迫骨折,疼痛の緩和,麻痺に対する効果は?
日本ではまだ認可されていない,
3.合併症
熱がでる,隣接椎体の骨折,脊柱にでると麻痺になる,
血管内に入ると死亡例も報告,
4.手技
手軽,局所麻酔でしたり全身麻酔でしたり,
特殊なデバイスを使用している人もいる,何椎体までできるのか?

そして,それぞれをもう少し読みやすい文章に変えます.

1.社会現象
高齢者,今後増加,もともとはギプスまいていた,早期離床
(例)日本においては,高齢化社会の到来により,脊椎圧迫骨折を
有する患者数は今後も増加していくことが予想される.高齢者に
生じる脊椎骨折の治療においては,寝たきりにならないよう,
早期離床をすすめることが重要である. 以前は,ギプスでの治療が一般的で
あったが,椎体形成を行うことは,早期離床にも有用である.
2.適応
圧迫骨折,疼痛の緩和,麻痺に対する効果は?日本ではまだ認可されていない,
(例)椎体形成は,圧迫骨折により生じる疼痛の緩和を目的として,海外では
広く使用されているが,まだ日本では,保険診療の適応になっておらず,
一部の高度先進医療を行う病院で行われている治療である.
通常は,疼痛の緩和を目的として行われるが,麻痺の改善につながったとする
報告もみられる.
3.合併症
熱がでる,隣接椎体の骨折,脊柱にでると麻痺になる,血管内に入ると死亡例も報告,
(例)椎体形成の合併症として,隣接椎体の骨折,脊柱管に流出した際の脊髄麻痺
などがあげられる.また,PMMAを使用した場合には,重合熱による脊髄への影響や
血管内に流入した際の死亡例の報告などもあり,注意が必要である.
4.手技
手軽,局所麻酔でしたり全身麻酔でしたり,特殊なデバイスを使用している人もいる,何椎体までできるのか?
(例)一般には,脊椎手術と比較して,低侵襲である.通常局所麻酔で行うが,
全身麻酔で行っている報告もみられる.○○らは,PMMAを挿入する特殊なデバイスを
使用することで安全に行えたと報告している.

そして,くっつけると完成!!
 日本においては,高齢化社会の到来により,脊椎圧迫骨折を
有する患者数は今後も増加していくことが予想される.高齢者に
生じる脊椎骨折の治療においては,寝たきりにならないよう,
早期離床をすすめることが重要である. 以前は,ギプスでの治療が一般的で
あったが,椎体形成を行うことは,早期離床にも有用である.
 椎体形成は,圧迫骨折により生じる疼痛の緩和を目的として,海外では
広く使用されているが,まだ日本では,保険診療の適応になっておらず,
一部の高度先進医療を行う病院で行われている治療である.
通常は,疼痛の緩和を目的として行われるが,麻痺の改善につながったとする
報告もみられる.
 椎体形成の合併症として,隣接椎体の骨折,脊柱管に流出した際の脊髄麻痺
などがあげられる.また,PMMAを使用した場合には,重合熱による脊髄への影響や
血管内に流入した際の死亡例の報告などもあり,注意が必要である.
 一般には,脊椎手術と比較して,低侵襲である.通常局所麻酔で行うが,
全身麻酔で行っている報告もみられる.○○らは,PMMAを挿入する特殊なデバイスを
使用することで安全に行えたと報告している.

以前に紹介したMindmapと併用するとさらに有効かもしれません.