2009年5月6日水曜日

職場と自宅のPCで共有のファイルを使用する方法

最近は,職場と自宅にパソコンがある人も多いと思います.
中には,自宅に数台のパソコンがある人もいるかもしれません.
パソコンが増えるといろいろ良いことがあるのですが,問題に
なるのが,データの管理です.

例えば,論文を普段は職場のPCで書いている人が,休日に
家で作業する場合に,昔なら外付けHDやUSBにデータをうつして
それを家に持ち帰るのが一般的だったと思います.

このとき厄介なのが,どのファイルが最新のものか分からなくなる現象です.
(参考)ドッペルゲンガー・シンドローム 野口悠紀雄 「超・整理法」より
また,USBをなくしたりする危険もあります.

そこで,登場したのが「Dropbox」というツールです.
Dropbox http://www.getdropbox.com/
これは,インターネットに接続しているPC間でデータの同期を
可能にしたサービスです.

このサービスを使用して,職場と自宅(複数のPCも可)に共通の
フォルダを作ってしまうと,職場でも自宅でも同じファイルにアクセス可能
になり,仕事の効率が格段に向上します.

また,共通のファイルにアクセス可能になるため,複数の人が参加
してプロジェクトをすすめる際にも便利です.

英語の論文を書く作業を職場に限定してしまうと,どうしても作業
する時間の確保が難しくなります.

でも,Dropboxを使用すれば,インターネットさえあれば,出張先でも自宅のリビングでも
作業ができるので,非常に便利です.

おまけに,このサービスは無料で提供されるのでびっくりです.
さらに,MacとWindowsの間の互換性も良く便利です.

論文の構成を簡単にする方法 Mind Mapの応用

日本語論文,英語論文どちらにも言えることですが,論文の構成が重要になります.
特に英語の論文の場合,段落の最初に最もアピールすべき点を書くことが多いです.

そして,この論文の構成を非常にスムーズにすすめるツールがあります.

トニー・ブザンという人が提唱した「Mind Map」という方法です!
この方法は,最近は書店でも良くみかけるようになりました.

詳細は,本を読んだり,インターネットで調べてみてください.
普通,ワープロや手書きで文章を入力していくと,どうしても
箇条書きの形式でまとめていくことが多くなります.
でも,「Mind map」は樹形図のように広がっていく記録法なので,
論文の構成をまとめるのに非常に便利です.

そして,最近はフリーソフトを使ってパソコン上で使用することも
できるようです.

フリーソフト 「Easy Step」  http://www.easystep.jp/

ちなみに,この「Mind Map」という手法は,会議の記録を残したり,
講義のメモをとったり,いろいろ応用が可能です.

使いやすいWeb辞書

英語で論文を書くときに辞書が必要になります.
最近,同僚から教えてもらったのが下記サイトです.

「英辞郎 web」  http://www.alc.co.jp/

この辞書は,medical termをたくさん掲載しているのでおすすめです.