先日,私の所属する岡山大学病院で
晴れやかネット
というネットワークの説明会がありました.
これは,同意の得られた患者さんについて,
岡山大学病院と倉敷中央病院が診療情報(カルテ,画像,検査結果など)を開示して,
あらかじめ認定を受けた施設(病院・医院)に所属するドクターが診療情報にアクセスできるというもの.
Windows PCから,特定のブラウザを経由して閲覧できる.
といった感じで,まだまだ,アクセスの制限があるものの,
今まで病院間で,ほとんど連携のなかった電子カルテ情報を
共有していこう.
という大きな一歩と言えますね.
説明会を聞いたところでは,システム上で簡単な統計処理もできるようです.
今後,セキュリティーの向上や患者さんの理解が伴って,
有効なネットワークを築くことができれば,
医療費の削減に有効かもしれません.
現在,患者さんが転院する際は,丁寧な診療情報を書きますが,
やはり,普段記載しているカルテや画像所見,臨床検査などが
共有できると,紹介先での無駄な検査を,多少なりとも省くことができそうです.
ただ,当面の問題点として
1)閲覧に関しては同意の得られた患者さんについてのみ.同意書は医者が取得する.
→これは,医者が説明しても良いのですが,
診療をサポートする人に任せてもよいのかもしれません.
現在,多くの病院では,同意書・承諾書といった書類がとても多く,
それをすべて医者が説明して,取得する.というのには限界がありそうです.
逆に,発展性としては
1)iPadやスマホからアクセスできるようになれば,
医師が自宅や出張先からでも適切な指示を出せる.
病院にいる看護師さんや当直医から電話で連絡を受ける際に,
画像や検査結果が直接見れたら,より適切な指示が出せますよね.
特に,我々整形外科医にとっては,レントゲンが見れるだけでも,
かなり診療に役立ちます.
個人情報に関わることでもあり,セキュリティーが最優先ですが,
医師の負担を減らしつつ,全体として医療費が削減できて,
患者さんが何度も侵襲的な検査を受けることがなくなるような
システムになれば良いと思いました.
晴れやかネット
というネットワークの説明会がありました.
これは,同意の得られた患者さんについて,
岡山大学病院と倉敷中央病院が診療情報(カルテ,画像,検査結果など)を開示して,
あらかじめ認定を受けた施設(病院・医院)に所属するドクターが診療情報にアクセスできるというもの.
Windows PCから,特定のブラウザを経由して閲覧できる.
といった感じで,まだまだ,アクセスの制限があるものの,
今まで病院間で,ほとんど連携のなかった電子カルテ情報を
共有していこう.
という大きな一歩と言えますね.
説明会を聞いたところでは,システム上で簡単な統計処理もできるようです.
今後,セキュリティーの向上や患者さんの理解が伴って,
有効なネットワークを築くことができれば,
医療費の削減に有効かもしれません.
現在,患者さんが転院する際は,丁寧な診療情報を書きますが,
やはり,普段記載しているカルテや画像所見,臨床検査などが
共有できると,紹介先での無駄な検査を,多少なりとも省くことができそうです.
ただ,当面の問題点として
1)閲覧に関しては同意の得られた患者さんについてのみ.同意書は医者が取得する.
→これは,医者が説明しても良いのですが,
診療をサポートする人に任せてもよいのかもしれません.
現在,多くの病院では,同意書・承諾書といった書類がとても多く,
それをすべて医者が説明して,取得する.というのには限界がありそうです.
逆に,発展性としては
1)iPadやスマホからアクセスできるようになれば,
医師が自宅や出張先からでも適切な指示を出せる.
病院にいる看護師さんや当直医から電話で連絡を受ける際に,
画像や検査結果が直接見れたら,より適切な指示が出せますよね.
特に,我々整形外科医にとっては,レントゲンが見れるだけでも,
かなり診療に役立ちます.
個人情報に関わることでもあり,セキュリティーが最優先ですが,
医師の負担を減らしつつ,全体として医療費が削減できて,
患者さんが何度も侵襲的な検査を受けることがなくなるような
システムになれば良いと思いました.
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