Flickr by Ed Schipul
こんなブログを書いているためか,
時々,他大学の先生から,
「留学したいんですけど,留学できる雰囲気が周囲に無くて.」
という相談を受けます.
初対面の事が多くて,その人の背景を熟知しているわけでは無いのですが,
「留学したいという気持ちがあるなら,絶対したほうがいいよ.
周りの事はあまり気にしなくていいと思うよ.」
とアドバイスしています.
もちろん自分が留守にすることで,上司,同僚,後輩に
迷惑をかけることがあるのは,大前提.
それは,それで,
「留守中ごめん.でも少し成長して帰ってきたら,必ず周囲に還元します.」
でいいわけです.
それ以上に,周囲の空気を読む必要はありません.
この本にも書かれていますが,
”自分の人生に責任をとれるのは自分だけ”
”他人が私の人生に対して下す判断は,他人の課題であって,私の課題ではない”
7つの習慣という本にも
"自分の影響の輪に集中する"
と書かれています.
要は,他人の評価を気にすることはないよ.
ということですね.
高城さんは
”「創造」の反対は「恐怖」や「恐れ」”
といっています.
「留学したい」,「自分の世界を広げたい」という創造の反対には
周囲から嫌われたらどうしよう.
とか
先輩から,「あいつは手術もろくにできないのに,留学しようとは何事か?!」
と言われたらどうしよう.
などなど.
自分の心にブレーキをかけるのは,たいてい「恐怖」や「恐れ」なのです.
それは,実体をともなうわけではなく,自分の心の中で勝手に作り上げたもの.
留学した人というのは,おそらく
そういった自分の心の中の恐怖や恐れを克服して,
「とにかく,海外にいって,色々な人に出会い,自分の世界を広げたい」
という素直な欲求に従えた人なのでしょう.
(昨年アメリカに訪問した際に,同行した先生方と話して感じた印象です)
そして,もし,「留学するべきか,やめるべきか」と悩んだなら
普段会えないような人たち.
例えば,国際学会に参加している人たちから意見をきくべきです.
なぜなら
「留学するか迷っている.」時点で,周囲にはあまり大賛成してくれる人がいない.
状況であり,そのような状態で周囲に意見をきいても
「やめといたら.」
というアドバイスしかありえないからです.
それなら,もっともっと大きな世界に飛び出して,
そこで意見を聞いたほうがいいでしょう.
全く反対のアドバイスをされる事も多いと思いますよ.
人生長いようで短く,
自分がやりたい事を,やれる時にやっておかないと,あとから後悔します.
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