2016年5月3日火曜日

サッカー選手と医師のキャリアについて考えてみた

サッカー選手と医師のキャリアについて考えてみました

サッカー選手
・現役時代はサッカーに集中(100%)
医師
・現役時代は診療に集中(100%)
かっこ内は,自分に与えられた時間をどれくらい投入しているか.

(共通点)どちらも専門性が高く,やりがいも大きいため,
現役時代は多くの人が,自分に与えられた時間のほぼ100%を投入しています.



サッカー選手
・多くは30代で第一線から退く.
医師
・多くは60代で第一線から退く.

(共通点)"自分のもつ身体能力(体力,集中力,記憶力,視力など)"と"市場から必要とされる能力"の間のギャップが大きくなると,第一線から退く事になります.
サッカー選手の引退はわかりやすいですね.
現時点では,多くの医師が60代で引退していると思います.

個人的な意見ですが,将来は 50代で職を失う医師もいれば,80代まで活躍する医師も現れるなど,"医師のキャリアは多様化する"と予想しています.
多様化するのは医師のキャリアに限らず,全ての人に共通する未来.
職を失うというのは,自分の意思に反して,病院から提示される条件が悪化(低い賃金,長時間労働)し,継続が難しくなることも含みます.



サッカー選手
・引退した後のキャリアチェンジが非常に困難.
医師
・引退した後のキャリアチェンジが非常に困難.

(共通点)人生を俯瞰してみると
引退があることがわかっているなら,遅くとも3年くらい前から引退後のキャリアに
ついて準備する必要があります.
引退というのは,職を失うと考えれば暗い印象となりますが,
環境を変え,新しいことにチャレンジするためのチャンスとも言えます.
ですが,現実的には,"引退を契機にステップアップできる人"はとても少ない.

(総括)選手時代には,自分に与えられた時間という資源を,サッカー(医師の場合診療)にほぼ全て投入している.引退があることは決まっているが,その後のキャリア選択について,準備している人は少ない.引退を契機にステップアップできる人は一握り.




そこで私が注目している人物

本田圭佑選手












私自身,サッカー選手としてはもちろん,
時代を先取りした彼のキャリアに注目しています.

・サッカー選手として活躍の舞台を国内から海外に変更.

・従来のサッカー選手という固定概念にとわられず,
 セルフブランディングに意欲的
 オフィシャルHP

・オーストリア3部リーグに所属するSVホルンの経営に参入するなど,
 現役時代から,思い切ったキャリアチェンジを意識している.

(必読) “オーナー”本田圭佑が描く,SVホルンの未来と哲学.

GWには,ぜひ医師以外のキャリアについて,妄想してみてはどうでしょうか?

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