2010年8月30日月曜日

Web/Phoneカンファレンスに初挑戦

今日は、AO spine主催のWeb/Phoneカンファレンスなるものに参加いたしました。

仕組みはよくわからなかったのですが、電話とPCから、指示通り接続すると、全世界のDr(15名ほど)と同時に会話(カンファレンス)できちゃいました。

1時間程のカンファレンス。

PCのモニターには、主催者が提示するスライド(Power point)が表示されるんですね。

ふむふむ。と聞いてたら、どうやら日本のDrで参加者は、僕だけだったようで。

「日本のDr. Sugimoto意見はありますか?」みたいな状況に。。。

いえーーーーい!日本代表だぜーーーー!
日本の脊椎外科医代表して、コメントしちゃったよん。

でも、中国や香港のDrは、ほんと英語上手だなあ。
負けちゃおれん。がんばろ。

編集後記
先日ご紹介した大杉正明のCross-Cultural Seminarの話題。
アメリカ人で、英語以外の外国語(スペイン語など)を習得した人の給料を、英語だけしゃべれる人と比較したところ、2%しか差がなかったんだって。

ところが、日本人でTOEIC high scoreの人とその他の人の給料を比べたところ、英語上級者は、そうでない人に比べて、年収でなんと200万円ほど差があったらしい。

アメリカ人は英語だけしゃべれてたら良いけど、日本人は英語も頑張れってことですね。はい。
まあ英語頑張って損はなさそうです。


2010年8月28日土曜日

大杉正明のCross-Cultural Seminarで英語の勉強


聞きやすい英語サイト見つけたのでご紹介

Cross-Cultural Seminar



大杉正明先生とスーザン岩本さんが、日米の話題についてクロストークするというもの。

おすすめの理由
ちょうど聞きやすい長さ
更新頻度が多い
外国の人と話す時のネタになる

そして、「大杉先生の声が、ダンディーすぎる。おまけに英語の発音めっちゃいい。」
みんな、ほれちゃうぞ。
この声は、ぜひ1回聞いてみてください。

iPhoneとかiPodtouch持っている人は、iTunes storeのPodcastからダウンロードするのが良いと思います。
もちろん無料です。

2010年8月23日月曜日

Steave Jobsのプレゼンで英語の勉強

イタリアへの留学が近づいてきた!
英語トレーニングのため、Steave Jobs(Apple CEO)のプレゼンをiPhoneで聞くことにしたよ。


Jobsのプレゼンは、英語が聞き取りやすいし、何より、プレゼンそのもののトレーニングになります。
わたくし、気づいたらMac book, iPod touch, iPhone, iPadを購入しており、すっかり、アップル信者でございます。

Jobsのプレゼンは、丸暗記して、物まねできるくらいになれたらいいなあ。

編集後記

最近、堺雅人にはまっております。
ジェネラルルージュの凱旋を見たときから気になってましたが、先日みたゴールデンスランバーという映画でますますファンになってます。



ちなみにゴールデンスランバーは、ビートルズの曲で、意味は、「黄金のまどろみ」らしいです。
この映画そのものも、展開がテンポ良くて、おすすめですよ。
斉藤和義の曲も最高です。

2010年8月22日日曜日

世界の有名人達の講演を英語で聴けるサイト


THE 21の特集の続きです!

TED.com

TED.comでは、英語の字幕付きでいろいろな有名人のスピーチを聴けます。

例えば
スティーブ・ジョブズ(Apple)が、スタンフォード大学の学生に向けて行った講演


「How to live before you die」


なんてのも聴けちゃいます。
ちょっと時間のあるときにチャレンジしてみても良いかも。

特に、ジョブズのプレゼンは、英語の練習にもなるのはもちろん、まさに「プレゼントはこうあるべき」みたいな迫力もあります。

ぜひ一度トライしてみてください。



編集後記
ほりえもんの著書「拝金」読みました。
思っていたより、読みやすかったです。
話は、物語はフィクションとして描かれていますが、実質、ライブドア事件の真相を語っています。



ほりえもんは、実は同世代です。
最近はロケット開発してたり、注目の人物です。

2010年8月21日土曜日

雑誌「THE 21」最新号は,英語特集です.

自宅で療養中に読んだ本が意外とヒットだったので,ご案内します.
9月号の「THE 21」は,「海外経験ゼロでも英語ができる人はどのように勉強したのか?」というタイトル.

野口悠紀雄さん(早稲田大学大学院教授),勝間和代さん,村上憲郎さん(グーグル名誉会長)などの記事が掲載されています.
みなさん,英語に関する本を執筆されている方ばかりで,記事は読み応えがあります.




その中で興味をもったのが,佐々正悟さんの記事に紹介されていた「The Japan Times Online」です.
英語新聞というと,「New York Times」なんかを読もうとしてしまいますが,記事の背景が分かっていないと内容が理解しにくかったりします.
その点,日本の記事であれば,英語に集中できるので,比較的読みやすいと思われます.

The Japanese Times Online

さらに,安達洋さんの記事に紹介されている「POP辞書:マウスオーバー辞書」もおすすめ.
これは,簡単な設定をすれば,翻訳したい記事の単語にカーソルをもっていくだけで,単語の意味が表示されるものです.

例えば,先ほどのThe Japanese Timesの記事を読むなら.

1) POP辞書 にアクセス
2) POP辞書のURLに翻訳したいサイトのURL(今回は,The Japanese TimesのURL)をコピペ
すると,The Japanese Timesの記事が現れ,カーソルを合わせるだけで,単語の意味が表示されます.

iPadでも同じ事ができました.
でも,Pubmedは,PCで読もうと思いましたが,うまくいかなかったですが.

雑誌のトップに,「UNIQLO」と「楽天」が,社内公用語を英語にしたという記事が掲載されています.
そして,googleの村上さんが,「今後,世界人口67億は,英語ができる人と英語ができない人に二分化していく」と述べています.

さらに,英語は必要になってから勉強したのでは間に合わないという事も強調されていました.
英語の壁として,「卒業した後の1000時間」が一つの目安だそうです.
これって,1年で達成しようと思ったら,毎日勉強したとしても,1日3時間.
1日1時間なら,3年かかるということですよね.

つまり,2~3年先を見据えて,英語学習に早くから取り組むのが重要みたいです.

2010年8月20日金曜日

頚椎椎間板ヘルニアになりました

実は8/13(金)に頚椎椎間板ヘルニアを発症し、今自宅療養中です。
脊椎外科医が椎間板ヘルニアになる事も珍しいので、報告してみます。

主訴(患者さんの訴え)
頚部痛、左上肢痛

現病歴(受診するまでの経過)
8/13(金)の昼に首というよりは、左の肩甲骨の奥に痛み(違和感)を感じた。
誘引は全くありませんでした。
(あえて言うなら、8/13は1日側わん症のレントゲン計測をしてたくらいでしょうか)
その日は、「首を寝違えたかな?」という程度でした。

8/14(土)痛みが楽になるどころか、左側に全く向けなくなりました。
さすがにおかしいと感じ、この日は1日家で寝てました。

8/14(土)の夜が痛みのピークでした。
この日は、「座ってても、寝てても痛い。寝返りも痛くてできない。」
このあたりから、左の肘辺りまでしびれがでてました。
脱力はありませんでした。

8/15(日)この日も、痛みは変わらず。

8/16(月)この状態じゃあ仕事にならんなあと思いながらも、外来があるので、病院に行きました。診療中も、横になったり、痛み止めを飲んだりしながらなんとか1日が終わりました。
院内の疼痛科(ペインクリニック)に行って、痛み止めを処方してもらいました。

8/17(火)このあたりから症状は少しずつ改善。横になってじっとしているとあまり痛みを感じなくなりました。でも、あいかわらず首は回らず、痛み止めが切れると、首と肩甲骨、左腕がだるくなるといった感じ。

この時点で、診療に支障がでてしまい、8/18(水)から自宅安静になりました。

おかげさまで、現在は痛みはほぼ消えてます。少し首が回りにくいですが、来週からは復帰できそうです。


ここから先は、普段患者さんを診察していた時と、今回の症状を比較してみました。

1)発症の仕方
違和感→しばらくして症状がピークになる。というのは、診察していて良くみかける症状です。

2)痛みの場所
頚椎のヘルニアで首が痛い、回らない。というのは、一般的ですね。
他にも、肩甲骨内側に痛みがでるというのが、実感できました(今回はむしろここが痛かった)。

3)横になると楽になるか?
楽になります。でも、急性期は、座ってても、寝てても痛かったです。

4)痛み止めは効くのか?
ロキソニン、ボルタレン座薬は、急性期の痛みにはあまり効きませんでした。
疼痛科で出してもらった、リン酸コデインは、良く効きました。
今まで、自分の外来で、リン酸コデインを出す機会は非常に少なかったのですが、今後は積極的に出すかも。海外のガイドラインでも、ヘルニアの痛みには、麻薬を出すという話を聞いたことがあります。

5)Spurlingテストは陽性か?
今回一番強調したい話題です。Spurlingテストは、頚椎の向きを変えて、上肢痛を誘発するテストとして、首の診察時にほぼ行う検査です。
でも、頚椎椎間板ヘルニアの急性期は、常に神経根が刺激されている状態です(常に陽性なわけです)。
とても首の向きを変えることなどできません。しかも、これを痛みがない他者(医者)が行ったら。。痛すぎる。
てか、禁忌に近いと思いました。

なので、私的に今後は、典型的な首の痛み、上肢の放散痛のある人にSpurlingテストはしません。

昔あるセミナーに参加したとき、経験豊富な脊椎専門の先生が、「私はSpurlingテストは、しません」とおっしゃられていました。その理由がやはり、このテスト自体が、痛みを悪化させる可能性があるからだとおっしゃられていました。

下肢のSLRテストと同様、痛みを誘発するテストは、「痛みを感じそうになったら、検査をやめますので、すぐに言って下さい」と言って、検査もゆーっくり行うのが良いと思いました。
患者さんは、痛みのでるポジションは身をもって知っているので、もうすぐ痛くなるところでストップと言います。

研修医の先生に指導する時も、「疼痛誘発テストは外来で1回だけ。回診の度にしてはだめ。」と教えてます。

最後に、今回、外来、病棟業務、手術など、多岐にわたり、関係者にご迷惑をおかけいたしました。
また、元気に復帰するのが、最大の恩返しになると信じて、今は療養に専念いたします。

2010年8月13日金曜日

人生の浮き沈みを考えるなど

夏休みという事で、今後の1年、10年といった事を漠然と考えてみました。

皆さんはこんな経験あるでしょうか?

・何をやっても空回りしてしまった時期
・仕事のストレスで体調を壊して入院してしまった時期
・転勤などで、大切な職場の人と別れることになった時期
・やることなすこと、全て順調で、どんどん仕事がはかどった時期

人生における浮き沈みを、春夏秋冬に例えてわかりやすく説明した本が
「なぜ春は来ない?」神田昌典著
という本です。



簡単に言うと、「シグモイドカーブで、未来が予想できる」という考えです。

本の内容を自分なりに解釈してみると。

せっせと畑に種をまく季節(冬)
アイディアを考えたり、これから新しく始めたい事を考えたりする時期。
頼まれた事をコツコツとこなす時期。

まいた種が目を出し始める季節(春)
少しずつ仕事がまわり始める時期。
コツコツとしていた事が、だんだん役にたち始める時期。

やることなすこと全てが上手くいく季節(夏)
次から次へと仕事やチャンスが来る時期。
アクセル全開で仕事をこなす時期。
そのかわり、有頂天になりやすく、反省をしたり、品質管理のような事に目がいかない。

いろんなことに課題が現れる時期(秋)
夏から冬に季節が逆転する過渡期。
何をやっても上手くいった仕事が、だんだん上手く行かなくなる。
アクセルを踏むより、新しいアイディアを考えたり、これまでの課題を解決したりする時期。

本には、もっとわかりやすく書かれてますよ(笑)
この本によると、「夏から秋にかけての行動が一番重要」とのこと。
というのも、「絶好調の夏」は、シグモイドカーブで言うところの急上昇からプラトーに達する時期で、そこから先は、下手をすると真っ逆さまに転落することがあるのだそうです。

シグモイドカーブのプラトーの時期(夏から秋にかけて)にすべき事は、「新しい成長曲線を描く準備をすること」だそうです。

つまり、それまで絶好調であった夏にしていた事をそのままアクセル全開で進むと、その先、真っ逆さまに転落することが多い。
逆に、絶好調の夏において、自分が今有頂天の夏にあることを自覚して、「これから秋がくるなあ」と自覚して、次の新しい成長曲線(シグモイドカーブ)を描く準備をコツコツ始めることが重要なのだそうです。

景気の良かった会社が突然倒産したり、ヒットを連発していた歌手が突然姿を消すのも、この成長曲線に関係があるそうです。

篠原涼子や安室奈美恵 といった芸能人って、歌手で大ヒットした後に、しばらく姿を消して、その後また大ブレイクしてますよね。
この人達は、おそらく夏から秋の時期に、今まで上手く行っていた事をリセットして、新しい成長曲線に乗り換えたのだと思います。

ちなみに、僕は今、ちょうど夏から秋に変わる季節にあるそうです(驚)。
春夏秋冬は12年で1周するそうなので、この夏休みを、これからの12年を考える良い機会にしたいですね。

2010年8月9日月曜日

イタリアに脊椎留学が決まるまでの流れなど

先日のブログに、留学が決まるまでの経緯について、もうちょっと詳しく教えて!というコメントをいただきましたので、書いちゃうよ。
まず、今回の留学をサポートしてくださるのが、AO Spineというスイスの財団です。

そのフェローシップを獲得するために必要な条件は
①AOSPINE会員であること
②脊椎手術執刀もしくは助手として年間30例以上手術を行っていること。
③AOコースを受講していること

AOspineの年会費は安くて、おまけに会員になると、いろんな英語論文を無料でダウンロードできますので、入会しておいて、損はありません。
AOコースというのは、3日のセミナーを受講するものです。
今年は横浜で、9月30日より10月2日まで行われるようです。
参加人数に制限があり、年々受講者が増えているようなので、希望者は、シンセス担当者に確認してみてください。

上記の3つをクリアしたら、関係書類を用意して、申請という流れになります。

最高で3ヵ月までのコースがありますが、今回私は6週間のコースを選びました。
留学先は原則として、全国のAOリファレンスセンターの中から選ぶことになります。

ブラジルに行くのもいいなあ。と思ったのですが、当然のごとく、皆さんに反対されたので、断念しました。

AO財団の留学は、外傷コースもあります。こっちの方が、歴史は古いです。おまけに激戦区です(笑)。

うちの医局もそうですが、ただ留学に行くというよりは、奨学金をとるとか、今回のように選考されたので行ってきます!というほうが、行きやすいですね。

興味ある人は、ぜひチャレンジしてみてね。


編集後記
先日から,苦戦していたTwitterと医療連携のコラム(第1回)が何とか完成いたしました.
ご協力いただきました関係者の方々にお礼申し上げます.
Special Thanks to
@gamitake
@EndoMame
@tarom1028
@neotam
Dr. Morimoto

2010年8月7日土曜日

イタリアに留学します。

今日は、10時間近い手術で、ヘトヘトになりました。
でも、来週は1週間の夏休みをいただけたので、のんびりしたいと思います。

実は、10月から6週間、イタリア(ミラノ)に留学することになりました。
AO spineのサポートで留学します。

日々の生活に精一杯で、全然余裕がありませんが、もう2ヵ月たらずです。

今日、留学先の病院の秘書さんからメールが届きました。
宿泊先は、無料!とのこと。
でも、寝具やトイレットペーパーなどは持参してください。とのこと。
まあ、寮みたいなところでしょうね。

実は、イタリアは、すごく思い入れの大きい国なのです。
大学の卒業旅行で訪れたことがあるのですが、国民性の良い国だなあと思いました。
卒業旅行では、タバコ屋にセリエAの観戦チケットを買いに行ったり、レストランで昼からワインを飲んだりして楽しかった思い出があります。

そんな卒業旅行から、10年たちました。
つまり、医者になって、10年。

いろんな意味で、今の自分を振り返る良い機会になりそうです。
医局のみなさん。特に、脊椎チームの同僚には、大変負担をかけてしまうのが、つらいのですが、いろんなことを吸収してきたいと思います。

ギリシャの時のように、現地でいろいろブログを更新できたら楽しそうですね。

2010年8月5日木曜日

英語でへこみました

昨日、2回目の英会話に行ってきました。
しかし、最近英語の勉強をさぼっていたので、全然しゃべれなかったとです。
反省。反省。反省。

なので、英会話のレッスンから帰ってきて、30分ほど、英会話テキストの音読をしてみました。
英会話レッスンの、メリットは、「英会話ができないことを痛感できる」ことですね。
正直へこみますが。

まあ、継続は力なり。といいますので、コツコツと続けていこうと思います。