2011/10/30から,1週間香港に脊椎手術見学のため滞在中です.
SynthesのHKU observership programで,The Duchess of Kent Children's HospitalとQueen Mary Hospitalを訪問中.
現地ドクターといろいろDiscussionしました.
1)理学所見を重要視している.
君は,レントゲンを治したいのか?患者を治したいのか?と聞かれたのが印象的でした.
腰部脊柱管狭窄症,頚髄症といった疾患において,理学所見を元にして,手術適応を決めていました.
除圧範囲についても,日本人と結構にている印象がありました.
でも,頚椎の除圧を,スチールのエアトームだけでしてたので,そこはびっくりしました.
術後のレントゲンを取らない.というのは聞いてましたが,そのとおりでした.
術中も,透視を使うときは,部屋の外に逃げます.
透視を出しながら手術するようなシーンはほとんどありませんでした.
2)論文をたくさん読んでいる
例えば,頚髄症の理学所見として有名な10秒テスト
Luk先生は,著者,発表された年などをスラスラ言われていました.
人に教えてもらうことも重要ですが,原著を読む習慣は,非常に大切だなと,痛感しました.
3)ナビゲーションやMISはあまり行っていない
この点は,日本人がかなりリードしている印象でした.
4)臨床もするし,基礎研究もかなりすごい.
臨床についても,しっかりしていますが,基礎研究もしっかりしています,
どうやって,時間をやりくりしているんだろ.
あと,香港について感じたこと
1)貧富の差がかなりある
ブランドの店がならぶビルの下には,干物をうっている人たちがいるような街
かなりの格差がありそうでした.
2)物価が安い
タクシーの初乗り運賃が200円程度
(現在の円高の影響もあると思いますが)
外食も,印象ですが,日本の6割くらいの値段で食べれる印象です.
(もちろん,高い店に行くと,それなりにしますが)
3)輸入品が多い
日本製も健闘していました.
現地の女性Synthesスタッフは,資生堂の化粧品が最高だといってました.
他に,お米や炊飯器も人気とのこと.
余市(NIKKA WHISKY)が美味しいと言っているスタッフもいました.
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