今の職場で,自分の力が発揮できない.
とか
職場の人間関係が悪い.
とか
仕事がきつすぎて,もう無理.
とか
家族が病気になったので,現状のスタイルで仕事の継続ができない.
などなど.
職場の上司に,転勤を希望する機会がおとずれるかもしれません.
以前,先輩からアドバイスを受けたのが
「今の職場がつらいから,他の職場に変えてほしい」
というよりも
「今の職場のキャリアで,こことここは満足しているけれど,自分にはここが不足しているから○○に転勤して,そこでキャリアをアップしたい」
といった方がいいよ.
と教えてもらいました.
結果としては,転勤を希望しているのですが,受け取る側の印象はかなり違いますね.
さらに,前者の場合に心配なのは
(1)現在自分に欠けているものがあるのでは?
という視点が欠けていること.
自分に欠けていることを,環境のせいにして,転勤した場合,次の転勤先でも同じ問題がおこる可能性があります.
でも,そこで,また,環境のせいにして,転勤を希望すると,何度転勤しても問題は解決しない事になります.
自分の中にある問題を解決せずに,環境のせいにしていると,欠点が改善されないので,ずーっと同じ状態がつづいてしまいます.
後者の場合,自分から積極的に○○で働きたい.
という意思表示をしている分,仮にその勤務先の労働環境がしんどくても,
「自分が選んだんだし」
となり,いいわけができません.
そして,環境のせいにせず,自分の中の問題点を少しずつ改善できる可能性があります.
さらに,キャリアアップのために転勤を希望するためには,それなりに,実績が無いと難しいですから,現在の職場で,実績をだそう.という少し前向きな気持ちにもなります.
まあ,難しい問題ですけどね~.
0 件のコメント:
コメントを投稿