2011年10月26日水曜日

クラウドデータベースの話題などなど

現在,OSG(Okayama Spine Group:NPO法人)では,クラウドを利用した多施設合同のデータベース作りに取り組んでいます.

実は,個人的にこういった活動は大好きなのです.
医者になって,1年目の時に,手書きカルテと手書きの処方箋(点滴指示なども)が,すごく嫌でした.
あと,入院診療計画書を手書きで書くのも嫌いでした.

そこで,Excelを使用して,入院診療計画書や点滴オーダーを,PCで入力できるテンプレート作ったりしてました.
その後は,診断書とかもテンプレートから作れるように工夫したり.

当時は,「なんとかして,院内のすべての端末から,オーダリングしたり,記録を残したりできないものか?」と考えていましたねぇ.
その頃,夢に描いていたものが,今では電子カルテのオーダリングや書類作成ができるようになり現実のものとなりました.

そして,次の夢は,複数の病院で常に最新のデータにアクセスできるデータベースを作成すること.
これは,昔は到底ムリだと思っていたのですが,今はクラウドを利用することで,十分に実用的なレベルのデータベースが作成できるようになりました.

患者さんの検査結果も,将来的にはクラウドを利用して管理できるといいですね.
患者さんの過去の検査結果,アレルギー歴,手術歴などに,全ての医療機関からアクセスできるようになれば,不要な検査がかなり省略でき,医療コストの削減にも繋がりそうです.

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