私,イタリア語は全然わからないのですが,結構コミュニケーションってできるんですね.
手術に集中していると,時々,現地のDrが,僕に向かってイタリア語で指示を出すことがあります.
「こっちに来て,筋こうを引け」とか「吸引しろ」とか.
でも,それって,大抵は,雰囲気で理解できてしまいます.
人間のコミュニケーションのなかで,言葉が果たす役割って実はそれほど多くないようで,
言葉を使わないメッセージも結構あるんだなあと思いました.
それを痛感したのが,今日の手術が終わり閉創のタイミングです.
「あ,今このドクター,看護師さんにしもねた言ってるな」と思って聞いていました(もちろんイタリア語).
そしたら,そのドクターが,英語で,
「今,オレの小さいピンセット貸してあげようかって言ったんだ!」と説明してくれました.
やはり..下ねただった.
言葉が伝わらなくても,結構楽しくできるんだなあと思いました.
すぎ先生
返信削除イタリアほんとに楽しそうですね。
手術にも入れていいですね。アメリカはUSMLEがないと入れないので手術が恋しくなります。下ネタは万国共通ですね。
次の更新も楽しみにしております。
のりのり先生
返信削除いつもコメントありがとうございます.
確かに,アメリカは,手洗いが難しいというのは,いろんな人に聞きますね.
実は今回の留学も,英語のトレーニングを優先してアメリカの施設にするか,手術に参加できそうなヨーロッパの施設にするかで,結構悩みました.
留学に求めるものは,ひとそれぞれですから,手術にどんどん参加したい人は,ヨーロッパ,アジア,オーストラリアがいいかもしれません.
もちろん,アメリカでしか得られないものもありますから,あれができない,これができないと言うよりは,何か自分の中に,「これだけは,ぜひ学びたい」というものがあった方が,たのしいし,いろいろ吸収できると思います.
下ネタは,確かに万国共通です!
今日は,オペ室の看護師さんが,胸ポケットに携帯を入れてて,それを出すのを忘れてたらしく,手洗いの後に,それを取り出す事になりました.
男の看護師さんしかいなかったので,彼がとりだすことになりましたが,「おっぱいもんじゃうよーー!」的なパフォーマンスで,周囲を笑わせてました.
イタリアの男性は,すんごい上手に下ネタを操るので,勉強になりますね.