昨日聞いた講演がすばらしかったので,少し紹介したいと思います.
Percutaneous vertebroplasty(PVP)とBalloon kyphoplasty(BKP)について.
藤本先生の講演でいいな.と思ったこと
1)PVPやBKPの治療成績を,前向き研究している.
2)統計処理を,統計の専門家に依頼している
3)治療成績を,患者立脚型の方法で評価
4)画像評価を,放射線科医が行っている
これは,一流の国際学会や論文を視野に入れた戦略です.
言うのは簡単ですが,ここまで,洗練された研究は本当にすごいと感じました.
特に,統計処理については,自己流でなんとなく行っているドクターが多いと思います.
でも,専門家に介入してもらうことで,スダディーデザインの段階から,正しい研究を行えます.
統計処理を専門家に依頼するというのは,今後視野に入れておこうと思います.
さらに藤本先生は,NASS(North American Spine Society)という国際学会にも参加されています.
海外の最先端を知ることで,日本の医療のすぐれた点と足りない点を理解できますから.
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