本文から一部気になったフレーズを引用させていただきます.
「自由」は空疎な理念やお題目ではなく、「人生を選択できる経済的な土台(インフラストラクチャー)」のことだ.
なにものかに経済的に支配されている状態は、一般に「隷属」と呼ばれる。
ひとはみんな、自分の人生を自分で選ぶべきだ.
働く能力を経済学では「人的資本」という。若いときはみんな、自分の人的資本(労働力)を労働市場に投資して、給料というリターンを得ている. 人的資本は要するに「稼ぐちから」のこと. 若いときは人的資本で稼いで、年を取って働けなくなると金融資本と年金で生活する.
サラリーマンとそれ以外の企業家にはひとつ決定的なちがいがある。それは、サラリーマンが企業活動(お金を稼ぐ経済活動)の主要部分を会社に委託(アウトソース)してしまっていることだ.これは具体的には、会計・税務・ファイナンスである.
これはどれも企業家にとっては生死を分かつほど重要なことだけれど、サラリーマンは源泉徴収と年末調整によって会社に税務申告を委託しているので、手取り収入の範囲で生活しているだけなら会計も税務も必要ない.
サラリーマンとは、企業家としてのコア(核心)を切り離すことで、自らの専門分野に特化したひとたちなのだ.
会社をつくることによって、個人とは異なるもうひとつの人格(法人格)が手に入る. マイクロ法人は、国家を利用して富を生み出す道具である.
楽園を捨て、異世界を目指せ.
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