2013年12月8日日曜日

なぜ勉強するのか?について

のりのり先生が少し前に,Facebookでおすすめしていた本を
本屋で購入してみました.

この本,絶対読むべし.
本屋で見かけたら,迷わず買っておきましょう.

一気に最後まで読んでしまいました.

まず,設定が面白いのです.
女子高生と中学生(姉弟)が,受刑者(殺人の罪)と
文通しているうちに成長していくストーリー.

この受刑者が,
・努力
・読書量
・精神力
・経験
において,半端ないのです.本当にハンパないです.

それでいて,中学生や高校生からの質問に対して,
とても柔らかく,かつ重要な事をはっきりと
指摘しています.

中学,高校の時代に
なぜ勉強する必要があるのか?
について,これほど的確に書かれた文章を読んだ事がありません.

この本は,
・現役の受験生
はもちろん
・現在働いている人達
にとってもとても役立つ内容です.

気になったフレーズを抜粋してみましょう

ただ外見だけ飾って内容のない人より,教養のある人のほうが実りある人生になりますし,付き合う相手もいい人に会えます.大人になる過程で,あるいはおとなになって気づいたことですが,付き合う人間というのは,本当に人生に深い影響を与えるものです.一定の知性や教養を備えることは,人として重要であり,付き合う人を決める要素にもなります.

→本気で受験勉強にとりくんで,大学に入学する.そこで出会った人は,自分たちと同じような努力を経て,教養を身につけた人たち.大学にかぎらず,長い期間コツコツと努力できる人達があつまる場所に自分の身をおくことができたら,お互いに得るものも多い.

桜は自分が咲くこと,花をつけることを知り,そのときが来れば加減もせず,力むこともなく,すべてを淡々としています.誠実に凛と咲き,潔く散る.人の生き方でたとえるなら何とも美しいものではないでしょうか.誰かが見ていようと,見ていまいと自らがやることを黙ってやる.そんな生き方,取り組み方ができたらいいなあと,いつも考えています.

→付け足す言葉もありませんね.外科医として,色々なことを考えさせられました.

将来頭角を現すのは,自分の目標に向かって,日々,着実に行動ができる人です.毎日何時間も机に向かえる,暗記や自分の勉強歩法,時間の使い方を考え,ときには遊びたい気持ちも抑えて,己を律することのできる人だと思います.「できたらいいなあ・・・」ではなく,「やるんだ!」と決意している人たちです.

→高校生に向けて勉強の重要性について説明したわかりやすい文章.

刑務所の中にいて,「こんなに素敵な文章,メッセージがかけるのか?!」
と驚かされます.

それと同時に
「読書というのは,あらゆる人にとって,大切な習慣」
なんだなと思いました.

ホリエモンも,収監中にたくさんの本を読んだことで有名になりましたね.



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