To Doリスト(すべきことのリスト)を作って,仕事を
能率的にこなしましょう.とよく言われます.
でも,最近ではTo Doリストの問題点も指摘されてます.
To Doリストには,優先順位が無いことが多いので,
自分が長期的にしたいことではなく,差し迫った仕事
を書いてしまうということです.
本来は,緊急性は少ないけど,長期的に重要な
作業(英語の勉強など)をリスト化すればよいのでしょうが,
どうしても,To Doリストには,緊急だけどあまり重要でないことや
緊急で重要なことばかり書いてしまいます.
したがって,To Doリストで,英語の勉強を管理することは,
難しそうです.
そこで,最近ビジネス本に良く書かれているのは,
「Not to Doリスト」をつくるのが重要ということです.
やりたくないことを書くだけでは,本当にやりたいことを
みつけるのは難しいんじゃないの?と思いますが,
意外とやりたくないことを考えるのは役に立ちます.
例えば,臨時の当直を頼まれると,お金が手に入りますが,
自分の時間が無くなる,寝不足で次の日にしんどいなどの
デメリットがあります.
ここで,自分の中で「Not to Doリスト」として,
自分の時間を売って,お金をもらうことはしない.
(目先のお金よりも,長期的に重要な仕事や勉強を優先するということ)
という原則があれば,生活にこまらないだけのお金があれば,
後は,必要以上に安請け合いしないという行動を
選択することができます.
やりたい仕事がみつからない,自分の夢がみつからないと
いった悩みがあるときにも,視点をかえて,
絶対に自分がしたくないことを考えてみることも
重要かもしれません.
関係ありませんが、昔CHAGE&ASKAが、
「人生は、何をするかではなく、何をしないかだ」と
いってました(笑)。
「断る力」勝間和代には、そのあたりの事情が詳しく書いてあり、
参考になると思います。
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