2010年3月25日木曜日

大学病院の臨床、研究、教育について

今日は、すごい寒かったですね。
手袋もたずに自転車に乗ったら結構きつかったです。

緊急手術が21時スタートなので、その間に
ブログを更新してま~す。

大学病院の医師って
1)臨床
2)研究
3)教育

という3つの仕事があります。
臨床については、当然、定期手術から、
通常の病院でも行われるような急患、緊急手術の
対応など。

研究は、臨床研究、基礎研究、学会発表、論文作成
留学など。

教育は、医学生の講義、看護学校の講義、研修医の指導
、専門医の指導などなど。

最近思うのですが、これらを全てするのって
ちょっと無理がありますよね。

緊急オペが3日ほど続いているときに、
医学生の講義をしてほしいと言われたら、
皆さんどう感じます?

「麻痺がでている患者さんのオペが当然優先でしょう。」
とか
「大学病院は、臨床だけしてたら良いわけではない。
医学生の教育は最重要。」
とか、立場によってどちらも完全な不正解でもないし、
かといって正解でもない。

緊急オペが続くと、集中力も落ちますし、やはり、人間
なので、休息が必要になります。
それを根性論で乗り切れというのは無理があります。

かといって、医学生の教育はやはり重要ですよね。

多くの大学病院のお医者さんが疲弊しているのは
こういった仕事の分業がうまくいっておらず、
臨床、研究、教育を全て1人の医者でカバーしようと
しているからだと思います。

それぞれ、全て重要な仕事であり、片手間でできることでは
ないですよね。

まあ、愚痴っててもしょうがないのですが、
緊急手術待期中に考えたことをまとめてみました。
手術がんばります!

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