2012年4月22日日曜日

ディベートに興味あり

同年代のドクターといっしょに,ちょっとした勉強会ができたらいいなあ.
と考えている今日この頃.

症例を持ち合って,問題点について意見交換する.
というスタイルが一般的ですね.

ですが,同様の研究会がたくさんあり,少し変わった研究会にしたいかも.

そこで,注目しているのが
「ディベート」形式の研究会!

例えば,
「1椎間の椎間板ヘルニアで,発育性脊柱管狭窄がある症例に対して,前方法と後方法どちらが良いか?」
といった話題を,前方法と後方法について,それぞれメリットをプレゼンしてもらい,参加者が優劣を判定するというスタイル.

今日買った本には,ディベートについてかなり詳しく書いてありました.



この本に書いてあったことで,まず印象的だったのが.

ディベートで,どちら側を推薦するかは,直前にじゃんけんで決める.
という点.
つまり,事前の準備としては,前方法を推薦するプレゼント,後方法を推薦するプレゼンの両方ができるように準備しておかないといけないんですね(驚).
ディベートとは,自分の好む意見をみんなに勧める場ではなく,自分が選ばれた立ち位置において,そのメリットを強調し,相手側の論点の弱点をつく.
というのが本来のスタイルのようです.

事前の準備においては,前方法の立場になったら,この点を強調しよう.
とか
後方法の弱点を指摘されたら,それについては,このデータで反論しよう.
といったふうに考えておく必要があります.

その目的は,「意見をすり合わせることで,現時点で,最善解を導き出すこと」

そして,ディベートは,司会の人がうまく仕切らないといけないんですね.

この本の中で,著者は.
朝まで◯テレビは,ダメな議論の典型.
と言い切っています.

どこが,ディベートとして,まずいのか?
については,ぜひ本を読んでみてください!

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