先日オンラインサロンで
「複数の医師で開業するアイディア」
というネタで盛り上がりました.
そこに至る経緯として
・過去のエントリー:複数の医師で共同経営のクリニック?に結構反響が大きかった
・先日開催したオンラインサロンのオフ会で,複数の医師から上記に関する質問があった
現在のサロンには,50名を超えるメンバーが参加しており,最近では様々な診療科の開業医の参加も増えています.
私が想定していた複数の医師での開業パターンとして
1)クリニック院長(経営者)が常勤医もしくは非常勤医を雇うスタイル
2)志をともにする複数の医師が,それぞれ出資して開業するスタイル
それぞれのパターンを実際に運営されている先生から,メリットとデメリットをあげていただきました.
私自身は,「これから開業を考えている医師にとっては,2)が面白そう」という雰囲気で考えていました.
実際に2)のスタイルで開業された先生からいただいた意見として
メリット
複数の医師で家賃や人件費などを共有するため圧倒的に経営効率が良いこと
複数人いるので休みが取りやすいこと
(関係が上手く行っていれば)事業拡大時にマンパワーがあるので馬力が非常に強いところ
デメリット
パートナーといい関係で居続けないとシステムが崩壊してしまうことにつきる
パートナーと長期的に,良い関係を維持できれば良いのですが,関係が上手くいかなくなると空中分解してしまうリスクがあるわけですね.
そういえば,人気バンドもとちゅうで意見の相違で解散してしまうこともしばしば.
うーん.なかなか現実は厳しいと感じていたところ,思わぬところから第三の選択肢が提示されました!
3)3人で2つのクリニックを経営するというスタイル
最初,「え??どういうこと」と感じていましたが,そのロジックとしては
3人とも4ヶ月の長期休暇が取れます.また,一人が辞めても即崩壊にはつながりません.
システム上主治医制を前提としないので,医者が変わると嫌な患者さんには敬遠されますし,維持費は二ヶ所分いるので高給は狙えません.医者が1クリニック1人(余った1人は休暇ですね)なので治療方針などで喧嘩にならないことと,売上と人件費を医師の数で割る必要がないのでお金のことで喧嘩になりにくいことです(ならないわけではありません)
つまり,1人が8ヵ月クリニックの経営にたずさわる.その期間の売上は,その人が独占.
3人とも4ヶ月の長期休暇が貰える.
これは,斬新なスタイルだな!と思いました.
整形外科医のための英語ペラペラ道場と整形外科医のブログがタッグを組んで運営するオンラインサロンのお知らせ
医師のキャリア革命(オンラインサロン)
Facebookの非公開グループで,毎週様々なテーマについて情報共有をしています.興味のある方はぜひ!
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・先日開催したオンラインサロンのオフ会で,複数の医師から上記に関する質問があった
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私が想定していた複数の医師での開業パターンとして
1)クリニック院長(経営者)が常勤医もしくは非常勤医を雇うスタイル
2)志をともにする複数の医師が,それぞれ出資して開業するスタイル
それぞれのパターンを実際に運営されている先生から,メリットとデメリットをあげていただきました.
私自身は,「これから開業を考えている医師にとっては,2)が面白そう」という雰囲気で考えていました.
実際に2)のスタイルで開業された先生からいただいた意見として
メリット
複数の医師で家賃や人件費などを共有するため圧倒的に経営効率が良いこと
複数人いるので休みが取りやすいこと
(関係が上手く行っていれば)事業拡大時にマンパワーがあるので馬力が非常に強いところ
デメリット
パートナーといい関係で居続けないとシステムが崩壊してしまうことにつきる
パートナーと長期的に,良い関係を維持できれば良いのですが,関係が上手くいかなくなると空中分解してしまうリスクがあるわけですね.
そういえば,人気バンドもとちゅうで意見の相違で解散してしまうこともしばしば.
うーん.なかなか現実は厳しいと感じていたところ,思わぬところから第三の選択肢が提示されました!
3)3人で2つのクリニックを経営するというスタイル
最初,「え??どういうこと」と感じていましたが,そのロジックとしては
3人とも4ヶ月の長期休暇が取れます.また,一人が辞めても即崩壊にはつながりません.
システム上主治医制を前提としないので,医者が変わると嫌な患者さんには敬遠されますし,維持費は二ヶ所分いるので高給は狙えません.医者が1クリニック1人(余った1人は休暇ですね)なので治療方針などで喧嘩にならないことと,売上と人件費を医師の数で割る必要がないのでお金のことで喧嘩になりにくいことです(ならないわけではありません)
つまり,1人が8ヵ月クリニックの経営にたずさわる.その期間の売上は,その人が独占.
3人とも4ヶ月の長期休暇が貰える.
これは,斬新なスタイルだな!と思いました.
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