2018年7月12日木曜日

得意なことを仕事にするか?好きなことを仕事にするか?

好きなことがお金をもらえる仕事になれば一番幸せです.
でも世間一般には,「好きなことでお金をもらうなんて,考えが甘い」と言われることもしばしば.

わかりやすい例として
「お笑い芸人を目指して,40歳過ぎまで頑張っているが,全く日の目を見ない.」

私も人のことを言える立場ではなく,
「(好きで)ブログを書き続けているけれども,全くアルファブロガーになる気配はない(汗)」

得意なことの定義というのは難しいけれども,「努力することが楽しく,かつ市場からも一定の評価を得られる」と定義するのであれば
私の場合は,「英語論文を書く」というのは,得意なことと言えそうです.

そうであれば,私の人生の戦略としては,
「(市場から評価されている)得意な論文を書くという行為に,時間を注ぎつづける」
のが理想的といえそうです.

ただ,難しい点として
「人生100年時代,得意なことを,何十年も好きであり続けることが可能なのか?」
という疑問も生じます.

よくテレビでみかける「小さな頃から昆虫が好きで,それを一生かけて研究し続けている」といった人は,おそらく天職なのでしょうが,なかなか一般化しにくいですね.

20代で好きだったことが,40代になると全く興味がなくなる.
というのは,皆さん1つや2つはあるのではないでしょうか.

得意なことであっても,そのことに興味がなくなってしまうと,やはりそれを仕事にすることはできなくなってしまう.

得意なことを仕事にするのは間違っていない.
けれども
得意で好きなら続けられるけれども
得意だったけど興味がなくなったことは続けられない.
まわりからは,得意と思われていたとして,実際に市場が評価していたとしても,やっぱり,長い人生を興味を失ったことをやり続けるのはつらいですね.

できれば,自分の人生は,「自分がやりたいこと」で埋め尽くしたい.

そういった意味で,医者というのは大きなアドバンテージがあります.食べるのに困ることはないという安定感.

「好きなことに夢中になる.でも好きなことでお金を稼ぐ必要はない」
「自分がお金を稼ぐスキルを1つか2つ持っておいて,その領域はとことん生産性をあげる(短時間で効率よく稼ぐ).その結果1週間の半分でも,自由な時間ができたら,お金にはならないけど,好きなことをする.」


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