2013年6月24日月曜日

アメリカの仕組みについて

もう1週間弱で帰国ということもあり,アメリカに来て見聞きしたことについて
簡単に記載しておきます.
(全て,口頭で聞いたことなので,多少間違っているかもしれませんが.)

まず,アメリカでは,整形外科の人気は,全科の中でトップ3にはいるそうです.
(これは,どこの病院でも同じ意見)
整形外科以外では,皮膚科,形成外科などをあげる先生が多かった印象.
アメリカでは,一般の4年制の大学を卒業した後に,メディカルスクール(医学部)に
進学します.

そして,メディカルスクールを卒業した後,整形外科であれば5年間レジデントとして病院で研修します.
驚いたのが,有名な病院で,整形外科のレジデントとして採用されるためには,
メディカルスクールの成績が,ほぼトップクラスでないと難しいそうです.
(トップ数%だ.と言っている先生もいました.)

日本と大きくことなり,メディカルスクールでの成績によって,
整形外科医になれるかどうか?有名な病院で研修ができるかどうか?
が決まるため,医学部ではかなりハードに勉強するそうです.

さらに,レジデントの生活が終わると,そこから1年間のフェローシップ(脊椎,スポーツといった専門性をもった研修)が始まります.
レジデントとフェローシップは,異なる病院で行うのが一般的だそうで,
そこにも大きな競争が待っているそうです.

メディカルスクールに入学した後も,常に競争,競争の生活となるようです.

整形外科の中で人気を聞いてみると,
レジデントの多くが,「外傷をやりたい」といっていたのも意外でした.
(ちなみに脊椎は,ハードだよね.とみんな言ってました)
外傷外科に進むと,仕事はハードだけど,収入が良いそうです.

また,基礎研究について,PhDの先生が口を揃えて言うのが,
最近,どんどん研究費の取得が厳しくなっている.と

元々,PhDとして仕事を続けるのは,かなりの競争があると思うのですが,
それが,最近はより厳しいようですね.

アメリカは,医学部に入った後は,つねに競争,競争,競争で,
選ばれた人だけが,アカデミックポジションに残るみたい.
そこには,人脈やコネも多少関係あるのかもしれませんが,
ほとんどは,圧倒的な努力と,結果(成績,成果)が重要みたいです.

編集後記
いつも楽しく拝見しているSandy先生のブログに,
紹介記事をかいていただきました(驚)
整形外科秀逸ブログ紹介
Sandy先生とは,先日のJOA meetingでお会いして,短い時間ではありましたが,
お話をすることができました.
現在股関節鏡を極める修行中みたいですね.
(ちなみに,アメリカでも,股関節鏡は,かなりホットな領域みたいですよ)

論文だけでなく,ブログを使って,いろいろな情報を発信できるのは,
本当に便利な時代になりました.
同じ,整形外科ブロガーとして,今後もがんばっていきたいと思います.