2011年3月7日月曜日

シェアという本を読んで

先日からご紹介している本
シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

この本は、内容が濃い。
そして、これからの10年を考える上で
非常に興味深い本です。

これまでの資本主義の考え方は、
物をたくさん作って、みんながたくさん消費する
事を前提に成り立っていました。

でも、それが行き詰っていることにみんな、
気づき始めている。

燃費の悪い大きな外車に一人で乗って通勤するのって、
本当にかっこいいの?
それって、無駄じゃね?みたいな。

それよりは、
電気自動車が、自分の職場と、自宅近くの共有駐車場に
停めてあって、それを契約した時間だけ利用できる。
それ以外の移動は、自転車を利用する。とか。
そういう利用の仕方があっても、いいと思います。

自分が持っている、ONE PIECEのマンガ(全巻)を、
他の人が持っているNARUTO(全巻)と1ヵ月だけ交換する。
とか。

このシェアという本の中には、
人は消費することと同じくらい、
自分が不要になったものを、他人に利用してもらう事に
快感を覚える。とかかれています。

そういえば、医学部のときに、
自分が勉強につかった医学書を後輩にあげた時。
自分が引退する時に、サッカーのユニホームを後輩にあげた時。
買ったときとは違った、喜びがありました。

このシェアという考えは、先日からモニターをしている
BookOceanというサービスに密かに期待してるんです。

例えば、自分が
ほりえもんの著書は全部持ってる。とします
それを、
勝間和代の著書を全部持っている人と1ヵ月だけ交換できたら
楽しいと思うんです。

まだ読んでいない人は、ぜひ読んでみてください!

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略


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