2011年3月15日火曜日

東北地方太平洋沖地震とTwitter part 4

今回の地震と原子力発電所事故について。

TwitterのTLをみていると、いろいろ感じる事があります。

まず、福島第一原子力発電所第1号機に爆発が起こった
動画がテレビで流れた時の反応。

1)ヨードチンキ、イソジンガーグルなどを買って飲んだ方が良い。
2)カッパを着て逃げろ!
3)政府は事態を隠蔽している。

といった情報が飛び交いました。

実は、爆発が起こる前に、Twitter上では、
非公式RT(retweet)を使用したデマや誤った情報が拡散しているので
注意するようアナウンスがなされていました。

そこで、冷静な人たちは、むやみにRTをせずに、爆発の後の
経過を慎重に見守っていたようです。

しかし、パニックになった人や不安をこらえきれなくなった
人達が、上記の1)~3)のようなつぶやきを投稿しました。

後日、1)については、
「効果が無く、害を生じる可能性があり、すすめられない」と、
様々なHPでアナウンスされました。

また、3)に関しても、枝野官房長官をはじめとして、
適切な対応がなされており、海外からも
一定の評価が得られております。
2)については、専門家でないのではっきりしたことがいえませんが、
急いで屋外に飛び出すとかえって被爆する可能性もあり、
状況によっては、室内待期が良いこともあるようです。

何が言いたいかというと、このような災害の際には、
1)パニックにならない
2)正しい情報源にアクセスして、正しい行動をする
3)情報源のあいまいな情報を拡散しない
4)いろんな情報を集めた上で、最後は人を信用する
というのが非常に重要になることがわかりました。

今回の件では、
Twitterにおいては、
福島原子力発電所の爆発事故直後から,
東京大学大学院理学系研究科教授
早野龍五先生のつぶやきが,かなり精確な情報を提供されています.

あふれかえる情報の中から、いかにして正しい情報に
アクセスするか?
今後、非常に重要なスキルになりそうです。

もし、そういった内容に興味があれば、
下記の本は非常に参考になりますよ!
僕も買いました。

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