2012年6月26日火曜日

久しぶりに留学の事など


久しぶりに留学について真面目に考えてみました.
留学先を選ぶときには,いろいろ悩みますね.
アメリカにしようか?
それとも
ヨーロッパにしようか?
など.

個人的には,
「どこに留学しても,それなりに学ぶものは多い」
と思います.

過去に,自分が手術見学に行った国の特徴を書いてみました.
(留学してから時間が経っているので,少し状況が変わっている可能性がありますので,ご了承ください.)

ドイツ(ミュンスター大学
ちょっとしたご縁で,腫瘍の手術を見学しました.
メリット
手術にいっしょに参加できる.
専門医試験が終わったばかりの経験値が低い時期だったこともあり,ひたすら巨漢の脚もちが仕事でしたが(汗)
質問をすると英語で教えてくれますが,普段の会話はドイツ語です.
つまり,全然理解できません.
でも,英語で説明してくれる時はかなり上手に教えてくれます.
ちなみに,ドイツ人は,日本人に大変親切です.

イタリア(ガレアッチ病院)
メリット
手術には毎回参加できる.
吸引したり,皮膚を縫ったり,電気メスを使ったり,結構なんでもできる.
ノミで骨を削ったりもしました.
ドイツと同様,普段はイタリア語で話ているので,まったく理解できません.
でも,肝心な所は英語で説明してくれるので安心.
イタリア人も,日本人には親切!
さらに,イタリア人のコミュニケーションスキルは相当高いですよ(シモネタ含む).

ベトナム
メリット
手術が大変上手でした.
アジア人は手が器用ですね.
英語の練習にはあまり向いていませんが,同じアジア人同士で意見を交換するのは結構楽しい.
手洗い可能です.

韓国(ソウル大学)
メリット
大学にいるドクターはだいたい英語は上手です.
でも,同じアジア人なので,それほど大きな違いはありません.
ベトナムと同様,アジア人同士で手術に関する意見を交換したり,文化的な話で盛り上がるのにはいいですね.
韓国の教授が言うには
「日本人を嫌う韓国人が多いという報道もあるけど,ドクターのほとんどは,日本人の事を尊敬しているよ.僕も日本は大好きだ.」
といっていました.
手洗い可能です.

香港(香港大学)
僕が過去に訪問した病院の中で,英語を勉強したいのなら,一番おすすめ.
手術中はもちろん,病棟回診,講演などが全て英語で行われています.
アジア人が目指すべき,英語の見本として,香港で学ぶことは大変多いです.
さらに,文化が似ていることもメリット.
香港のドクターも,日本人には好意的です.
手洗いも可能です.


僕自身は,アメリカに留学した経験が無いので,情報に偏りがあると思います.
でも,少しは参考になれば!とおもいます.

0 件のコメント:

コメントを投稿