音声データをLINEやWechatで部下に送りつける中国人上司.わりと合理的ですね.— 杉本佳久 (@ysugimoto) 2018年8月2日
名刺もメールも使わない「新型中国人経営者」たちの驚きの思考法(松岡 真宏) | 現代ビジネス | 講談社( https://t.co/1Q2p0iKq7Q
多くの中国人経営者は、携帯に向かって常に話しかけ、それを録音したものを部下に「微信(WeChat)」で送り、業務上の指示や情報共有をしているのである。部下は上司の言葉を音声で受け取り、即座に動くことになる。
WeChatは,中国版のLINEと考えたら良いです.
経営者から部下に情報を伝える手段として
・携帯電話
相手と時間を共有する必要がある.(真夜中に電話しても相手が出ない)
準備に時間がかからない.ポイントを伝えるのには有効.
情報の受け手にとっては,その内容を理解し,チームで共有するためにわかりやすい
文章にまとめる必要がある
・メール,LINE(テキスト)
伝えたい情報をわかりやすい文章にまとめるのに,かなりの時間がかかる
相手と時間を共有する必要はない.(真夜中に送ってもそれほど大きな問題なし)
・LINE(WeChat)で音声データを送る(New)
今回の記事で紹介されている方法は,(経営者にとっては)上記のいいとこどり.
音声データを,LINE(WeChat)で部下(キーパーソン)に伝える.それを部下が,文章にまとめてチームで共有する.
ですが,部下から上司への報告では,ベストな方法は異なります
・携帯電話
経営者の時間を寸断するため最悪な方法 情報を正確に報告するためには長電話になる
ので効率が悪い
・メール,LINE(テキスト)
経営者にとってはベスト.ただし,要点を抑えた,簡潔な内容の文章をつくるのには,
時間とスキルが必要.かつ,時間をかけて作成した資料を経営者は見ていない可能性も
ある(経営者にはたくさんの情報が集まるため,これはある意味やむを得ない).
経営者と部下では,
・時間の重みが異なる
ため,経営者から部下への情報伝達と部下から経営者への情報伝達は,別の方法をとった方が生産性が高い.というお話でした.
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