2009年11月14日土曜日

英語のリスニングについて

日本脊椎インストゥルメンテーション学会に参加しました.
そこで驚いたことがありました.

なんとなく,英語の特別講演を聞きに行ったところ,
「ほとんど英語が聞き取れる」ことに気づきました.
これは,本当に自分でもびっくりすることなのですが,
いきなり,nativeの話している内容が理解できるように
なりました.

以前も,英語のリスニング上達のためには,英語を
シャワーを浴びるように聞き流すことが重要と
いう話を書きましたが,まさにその成果でしょうか?

英語をひたすら聞き続けると,ある日突然,英語で
話している内容が理解できるようになる!ということは
いろいろな本に書いてあったのですが,まさにその現象が
おきました.

今までの自分の経験を書くと

2007年1月 ドイツ留学時
高校生までの英語勉強以外にほとんど何もしていない状態
空港で英語のアナウンスがあってもほとんど理解できない.
英語の講演を聞いて,理解できたのは5%くらい.
「アメリカ人はもっとゆっくり話してくれないと,全く
理解できないよ.」というレベル
この当時は,たぶん英語で質問されたら,
「すいませんもう一回ゆっくり話してください」というレベル
だったと思います.



ドイツに留学中にあまりにも英語の聞き取りができないので,
「耳から覚えるコーパス厳選150語 投野 由紀夫」
をipodで毎日聞くようにしました.
(このCDは医学とは関係ない,一般的なものです.)
このCDも聞き始めは,テキストを見ないと,何を言っているか
さっぱり分からないレベルでした.
半年ほど聞いていると,このCDで言っている内容が,3割くらい
聞き取れるようになりました.

その後で,英語の勉強は専門領域に絞ったほうが良いという
ことを知り,
「国際医学会発表テクニック―CDで学ぶ Manfred C.Chiang、吉田 和彦、 原岡 笙子」
を購入しました.
これも購入当初は,全く何を話しているのか分からない
レベルでした.
でも,聞き続けていれば,いつか理解できるはず,
ということで,毎日ipodを聞き続けました.

そんなこんなで,2年半ほどたった今,
突然,native speakerの講演がほとんど聞き取れるようになりました.

ある日突然聞き取れるようになるというのは本当の話でした.

私は,2年半かかりましたが,当然,英語を聞く時間が長ければ,
もう少し早く聞き取りができるかもしれません.
でも,早くても1~2年はかかると書いている本が多かったです.

聞き取れない英語を毎日聞くことは,苦痛ですし,
継続することが一番のボトルネックだと思われます.
でも,聞き続ければ,ある日突然聞き取れるようになるというのは
どうやら本当のようです.

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