2017年4月17日月曜日

医師になってから役立つ教科とは?

先日,入院中の中学生のお子さんとお母さんと3人で話す機会がありました.
「医師になってから役立っている教科って何?」という話題になりました.
これは,あくまで私自身の意見ですが.

1.国語
2.英語
3.生物

日本人は,「日本語で考えて,日本語で伝える」のがコミュニケションの基本になります.論理的に考えて,わかりやすくまとめて伝える.というスキルの基本になるのが国語の能力です.私もブログを書いていて,「もっと日本語が上手になりたいなあ」と日々思っています.まあブログは医師に必須ではありませんが笑

英語ができると,世界が広がります.海外のドクターと話しをしたり,論文を書いたりといった知的好奇心を満たすために英語はとても重要なスキルだと思います.

医学部において,生物が必要なのはおそらく共通の認識だと思われます.

これら,3つ.実は,私が受験勉強で最も苦手としていた教科です(生物は非選択).

そして,私が受験自体に最も得意としていた数学と物理は,残念ながら,今回のランク外です.微分積分や,運動量保存の法則って,受験時代は大好きな領域でしたが,日常生活で全く使わないので,完全に忘れてしまいました笑

もちろん,数学や物理を勉強することは,無駄ではなかったと思いますが,今の生活にはあまり役にたっていない気がします.でも,これらの教科で点数を稼げなかったら医者になれなかっわけです.その辺りが微妙なところですね.