2017年4月30日日曜日

仕事の生産性を高める ToDoリストの活用法

4月から新しい病院に勤務し始めました.電子カルテの操作方法を一から勉強し直して,電子カルテのオーダリングを,できるだけ効率化しようと考えています.

作業の効率化を考えるときに,私がまずすること.それは「自分がしている事を,すべて,リスト化すること」.仕事の見える化ですね.

例えば,入院から退院までに
・入院診療計画書作成
・手術申し込み
・インプラントの手配
・手術承諾書,輸血承諾書,特定生物由来製品承諾書
・術後採血
・術中,術後レントゲン
・手術記録
・術後安静度指示
・リハビリオーダー 
・転院先への紹介状
などなど.
おそらく20以上のオーダリングが必要になると思います.
(実際にリストにしてみると,かなりたくさんのオーダリングをしていることに気づきます)

今までは,自分の記憶に頼りながら,上記のオーダリングをしていました.
しかし,
・記憶に頼って,忙しい外来で入力すると,入力し忘れ,入力ミスが多い.
・途中まで入力して,後日入力しようと思うと,どこまで入力したか一から確認する作業が必要.(二度手間)
・そもそも,20近いリストを,思い出しながら入力すると,頭に余計な負荷がかかって無駄に疲れる.

など,かなりイケていない(効率が悪い)な.と感じていました.

そこで,入院決定から退院までに必要な作業(タスク)を,すべてTo Doリストとしてまとめることにしました.

入院が決まったら,カルテのメモ帳(掲示板)にこのリストをコピペします.
そして,オーダリングが済んだものをメモ帳からどんどん消していきます.

この方法のメリットは
・記憶に頼らず,機械的に作業ができるので,無駄が少ない
 (頭が疲れているときでもミスが起こりにくい)
・途中やめしても,どこまで入力したかわかるので,確認作業なしでオーダリングを継続できる.
・2人以上で分業するときにも相性がよい(例えば医師とクラークさん)
・To Do listがどんどん消えていくので結構うれしい.

そして,やるべきことをTo Do listに落とし込んで,しばらく運用したら.
「このオーダリングって,他の人(クラークさんなど)にお願いできないかな?」
と考え,どんどん人にお願いする仕組みをつくることが大切です.




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