2017年4月23日日曜日

気分は個人商店でいこう!

私自身が働くとき,いつも意識していること.
それは,「自分は個人商店のオーナー」であるという意識です.

勤務医として病院で診療するときは,「病院という箱を提供してもらって,そこで診療させてもらっている」という意識を持っています.

私自身は個人商店のオーナー(というマインド)なので,主な収入源としての「勤務医」というポジションをとても大切に考えています.勤務医としての自分の価値を最大化していくことは,個人商店のオーナーとしてとても重要な事と位置付けています.

ただ,勤務医の仕事は,個人商店の仕事の中の一部ですから,そこに全てのエフォートを割り当てることはありえません.ブログを書いたり,将来自分のビジネスパートナーとなってくれそうな,面白い人達をみつけて会いにいったり.という活動も個人商店の重要な仕事です.

そして,収入,支出を管理し,資産を適切に運用するというのも個人商店のオーナーとして重要視しています.個人商店のオーナーであれば当然ですね.



組織の中で働くときに,2つのマインドを持つことが可能です.
・自分は個人商店のオーナーとしてここに参加している.
・組織にサラリーマンとして雇われている.

後者の場合,極論すると最小の努力で,クビをきられないことだけを目標にすることも可能です.そして「人事権を持つ直属の上司の自分に対する評価」を最大化することが目的となりがちです.上司に評価されない仕事はしない.逆に上司が重要視していることを最優先する.組織の中の人間関係を上下関係で判断する(年上の命令が絶対である).といった考え方に染まりがちです.

でも,私は,個人商店のオーナーなので,「自分の価値は,組織の中だけでなく,組織の外でも評価される,普遍的な価値を重要視する」「先輩も後輩も,コメディカルの人も患者さんも常にフラットな立場で接する」というのが基本スタイルとなっています.