2017年11月9日木曜日

現金のもつ価値

ナスダック総合指数長期チャート(1978年以降)

これを眺めて思うこと
1)アメリカ経済は,20年以上のスパンで考えるなら,投資リターンはほぼ確実にプラスになる.
→VT(VTI)いつ始めるの?今でしょ.
リンク:VTとVTIどちらが良いのか?

2)現在世界経済は,相互作用しあう関係にあり,バタフライエフェクト,ブラック・スワンといった現象が比較的頻回に生じる.

暴落(ブラック・スワン)がいつ起こるかのか?は予言できないが,いつか起こることはほぼ間違いない.
3)リーマンショック級のブラック・スワンが来た時に何を考えるか?
(上に示したナスダック総合指数の中からリーマンショックの時期を抜粋)
多くの株式がまさに,バーゲンセールの状態だったのであろう.
でも,買いたくても買えない,自転車操業の家計,不況で投資する雰囲気とは程遠いという人が圧倒的多数であったのだろう.
そのようなチャンスで行動を起こせるか?

4)リーマンショック級のイベントで株価や不動産価格が低下した時,それを買うだけの現金が手元にあるか?
それを考えると,好景気の今こそ,勤務医はハードワークと節約で,現金を手元に残しておくべきなのだろう.
リンク:それでもゼロからスタートする富裕層の道 各論2

5)長期デフレで今は現金の価値が毀損しない.でも,今後インフレ(ハイパーインフレ)になったらどのようにアクションを起こすべきか?
今の自分の結論
当面は,ハードワーク.節約&貯蓄.
ブラック・スワンに備える.ピンチはチャンス.
ハイパーインフレになった場合のアクションも常に念頭においておく.