10/16の岡山大学脊椎カンファレンスで,徳島大学整形外科の
西良先生から「腰椎分離症,分離すべり症」に関するご講演を
していただきました.
西良先生の腰椎分離症HP
内容は,西良先生ご自身の留学経験や,過去10年以上にわたる
腰椎分離症の知見に関する内容でした.
本当に目からうろこの内容で,すばらしかったです.
特に,分離症のメカニズムが,「加齢に伴う椎間板変性」
だけではなく,「思春期の骨端線におけるすべり(地すべり理論)」
であるという内容にはインパクトがありました.
また,実際に,それを証明するために,海外に留学された
時の話が,すごかったです.
西良先生は,脊椎すべりの地すべり理論の証明のために,
最初子牛の腰椎をつかって,研究されたそうです.
そこで,子牛の骨端核が非常に分厚く,レントゲンで
判別できたことが,研究の決め手になったそうです.
(人間の腰椎骨端核は,小さすぎてレントゲンには
写りにくいのです.)
西良先生の講演中何度も,「運がいいことに」と
おっしゃられていました.
これは,まさに,偶然(ある意味必然?)新しいことを
発見する際に起こる現象ですね.
それを,セレンディピティとも表現するようです.
セレンディピティについては,茂木健一郎先生の
クオリア日記にも分かりやすく解説されています!
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