2018年6月5日火曜日

医師の生活水準

先日のとある飲み会で,勤務医の先生から,
「うちは全然贅沢な生活をしていないのにお金が貯まらないよ」
とグチを聞きました.

なんでだろう.
と考えてみました.

医師は,20代後半で1000万円を超える給料をもらうことも珍しくありません.
独身医師であったとしても,新婚であったとしても,この年代においてはかなりの高給であることは事実でしょう.

そこで,いったん生活水準が上がってしまいます.
・車は外車を買ってみようかな〜
・今度住むマンションの家具は,こだわりのものを買おう.
・毎年海外旅行行っちゃうよ〜
(最近は,堅実な若手医師が増えているので,そんな人は少数派?)

そして,子供が中学,高校に行く頃になると
 給料は頭打ち
 教育費,家のローン,車のローンなどで生活がきつくなってきます

いったん生活水準を上げると,下げるのにいちいち苦労します.
それと医者家庭に多いのが,「生活の全ての領域で,標準レベル(もしくはそれ以上)を求めてしまう」こと.
生活の全てで標準を目指すと,かなりお金がかかります.でも,それを贅沢だとは認識していません.

・医者で軽自動車はないわ.
・医者でアパート生活はないわ.
・医者でユニクロはないわ.
・医者で割り勘はないわ.
などなど.数え上げるとキリがない.

そして,お金がないからバイトを増やす.
と短絡的に考える前に,「一度生活水準を思いっきり落として,お金のかからない生活をしてみる」というのがよいと思います.

リンク:アルバイトへの依存は禁忌!(整形外科医のブログ)

0 件のコメント:

コメントを投稿