2017年2月25日土曜日

人口減少のインパクト

ちきりんのブログより引用です
記事:次の 50年で4500万人減るということ

・北海道の人口543万人 ,東北の人口910万人 ,北陸の人口536万人 ,中国地方の人口747万人,四国の人口391万人,九州の人口1452万人.これを合計すると(=関東、関西、中部以外の総人口は) 4579万人となり、 偶然にも、次の 50年で日本から消えていく人の数と同じなんです。
今から東京オリンピックの 5年後、2025年までに 623万人減る。これは北陸地方(新潟、福井、富山、石川の 4県)が消えるのと同じ 
今から 20年後の 2035年までに 1477万人減る。これは北陸と東北地方が消えるのと同じ 
30年後の 2045年までに 2468万人減る。これは北陸、東北地方と北海道 & 四国が消えるのと同じ 
2065年までに 4554万人減る。これは北陸、東北、北海道、四国、中国、沖縄、九州全部が消えるのと同じ

東京オリンピックの5年後なんて,あっという間の未来です.
その時点で,なんと,北陸4県に匹敵する人口が消える
というのは,衝撃ですね.
(人口動態というのは,戦争のようなイベントが起こらないかぎりは
かなり先まで,正確に予想できるみたいです.)

そういえば,先日,整形外科医のブログでも人口減少について話題になっていました.

整形外科医のブログ:高齢者さえ減少する恐怖のシナリオ

私たち医療業界を取り囲む環境というのは,
・新薬の登場でおこるイノベーション(例:C型肝炎に対する薬物治療)
・高齢者人口の急激な減少
によって,今は考えられないような大きな変化をうけるでしょう

よく,
今後は高齢化率(人口に占める高齢者の割合)が増加する.
と言われますが,知っておかなければならないことは,
高齢者の絶対数は今後ゆるやかに増加した後に,25年後には減少し始める」という事実

さらに言えば,高齢者の絶対数に大きな影響を与えるのは団塊の世代の人たちであって,
現時点で,すでに70歳以上の高齢者の占める割合が大きいエリアについては,もっと早い段階から高齢者の絶対数は減り始めます.

25年後というのは
今40歳の人であれば65歳
 25歳の人であれば50歳


内閣府HPより引用