2017年7月7日金曜日

人生100年時代のキャリアについて

100歳まで生きる可能性のある時代に.
こちらの書籍からの引用です

医療の進歩で健康寿命が延びるのは素晴らしいことですが 、それは同時に 、 6 0歳の定年から 4 0年間 、人的資本をすべて失った状態で 、年金に依存して生きていかなくてはならないということでもあります 。しかし 、 2 0歳から 6 0歳まで働いて積み立てた原資で 、 1 0 0歳までの 4 0年間の生活が保証されるなどという夢のような話がほんとうにあるのでしょうか 。
日本の会社の 「終身雇用 」は 、その実態を見れば 「超長期雇用の強制解雇制度 」です 。退職金とは 、定年後のまともな仕事を放棄する代償でもあるのです  
一流企業に就職して,そこで定年退職まで勤務して,ハッピーリタイアする.
それが,幻想であることは,もう周知の事実となりました.

企業の寿命は人間の寿命より短くなり,(幸運にも?)就職した企業で定年退職を迎えたとしても,その後40年間働かずに,悠々自適な生活を過ごすことができる程の年金と金融資産を手にしている人はどれほどいるのでしょうか?

今後,所得の格差は,今以上に拡大し,
・働きたくても,職がない人達(ベーシックインカムで必要最小限の生活)
それに対して
・70歳,80歳まで活き活きと働く人達 が現れるでしょう.

私自身が,70歳になった時に,どちらに属しているかは,正直全く予想ができません.
でも,できれば後者で有りたいと,今は思っています.

そのために必要なことを週末のブログで考えてみたいと思います.