2017年7月3日月曜日

中古のスーツは誰が着るの?

先日,家の近所を散歩しているとゴルフクラブ販売店の窓に
・ゴルフクラブが足りません!ゴルフクラブを売って下さい!!
という張り紙を見ました.

私はゴルフはしないのですが,
「へえ.不況だから中古ゴルフクラブが売れてるのかな?」
と考えていました.

ところが,別の日に,今度はスーツ売り場でも
「スーツ下取りします!」という張り紙が.

どう考えても,下取りしたスーツを修理して,中古販売しているとは思えません.

上記2つは,実は同じビジネスモデルでして,
「今すぐ買いかえる必要のない品物を買い取ることで,新品を買ってもらう」
というものでした.
今使っているゴルフクラブを下取りにだせば,(複数のゴルフクラブを所有している人を除けば)当然新しいクラブが必要になります.

そして,買い取ったスーツの代わりに,現金を渡すわけではなく,
「新しいスーツの値引き券」を渡すみたいです.
確かに,スーツを買う人も
「まだ使えるスーツがあるのに新品を買っちゃった」となるよりも
「今着ているスーツは,他の人に譲って,自分はスーツを新調する」
という建前にしておいた方が,精神的な負担が少ないですもんね.
下取りに出したスーツを誰かが着ることはおそらくないのでしょうが(笑)