2010年10月12日火曜日

ミラノ留学:今日は,L5/S1腰椎前方アプローチ見学しました.

今17時でーす.
今日はオペが早めに終わりました.


今日のオペは,L5/S1椎間板に対する前方固定術でした.
このアプローチって,少し年配の先生は得意な方もおられると思いますが,我々世代にはなじみの少ないアプローチです.

といいますのも,脊椎手術も,以前は腰椎前方アプローチが多かったのが,近年はほとんど後方アプローチが主流になっております.
しかし,私は,また,前方アプローチが必要な時期がくると思っています.

といいますのも,今の手術は脊椎を動かなくする(固定)事で治療する事が多いのですが,今後は日本においても,人工椎間板が必ず使用されるようになると思います.
だって,動かないより動く方がいいにきまってますから.

でも,まだ日本では認可されていない人工椎間板.
この人工椎間板は,腰椎では,おそらく,L5/S1やL4/5に使用する頻度が多くなると思われます.
人工椎間板の手術は,前方アプローチで行いますから,この手技が日本で認可されたら,腰椎前方アプローチは必須の手技になるでしょうね.

ファッションでも,車でもそうですが,必ず時代によって流行が行ったり来たりしますから.
そういう意味では,今日の手術は非常に勉強になりました.

ちなみに,イタリアでは人工椎間板が使用できるのですが,今日の手術は高齢者だったので,固定を選択したと現地のドクターがおっしゃられていました.